
ポップコーンはいかが?
トウキビ、今年は2回ほどしか食べなかったなぁ、と思いつつ食料品店で手にしたものはポップコーン用の乾燥トウキビ。 ふむ… 試してみるか。

袋入りや、アルミ鍋入りのものは作ったことが何度もあるけど、丸ごとの状態から作るのは初めて。 粒をはずそうにもカチカチに硬く、隙間なくギッチリ詰まっているためとっかかりをつかむのが大変。 なんとか数粒はずれた後は、案外らくにバラバラばらすことができた。

粒をはずすことができればあとは火にかけるだけ!
フライパンに油を大さじ2程度と粒を入れたらフタをして火にかけ、こがさないようにひたすらフライパンをゆすり続ける。

……… かなり長いことフライパンをゆすっていても、一向にはじける気配なし。 ポップコーンてこんなに時間かかったっけ? 実はポップコーン用のコーンじゃなかったとか? 重たいフライパンにガラスブタはさらに重い… これ筋肉痛になるのでは(翌日本当になった) なんか粒も茶色くなってきたし、こげた粒ができあがって終わるのか? などなど思いつつも根気よくフライパンをゆすること20分、ようやくポンッ!と嬉しい音、ひとつ。
ひかえめな間隔でポッ……… ポ… と音は続き、徐々に弾ける間隔が短くなっていく。 ポッポポポポポポポポ そうそう、この弾ける様子が見たくて重たいけどガラスブタを使ったんだよ! フライパンの中はどんどん白いもので埋まってゆく。あー、そういえばポップコーンは乾燥粒少しだけでもボリュームでるんだっけ。
乾燥トウキビ1本まるまる使うのは多かった?

重たいフタを持ち上げ、隙間からこぼれだすほどの量のポップコーン完成。

粒からポップコーンを作るとさまざまな味つけを楽しめるのがうれしい。
シンプル塩バター、カレー、のり塩、スパイスやハーブ、チーズ、キャラメル、塩でほどよく味付けしてからのチョコレートがけ!とか(コーティング用チョコレートの作り方はこの記事内のメモをご参考にどうぞ) とはいえ

うん、みごとな山盛りだ。
うちにある器の中で一番大きなサラダ鉢を出しちゃったよ。
今回ポップコーンを作る際にフライパンを使ったけれど、母は昔パスタ鍋で作っていたらしい。

なるほど、これならいっぱいできあがっても大丈夫そう。
何かと人の集まる時期、おもてなしのひとつにポップコーンを作ってみるのも楽しいかも?