見出し画像

ホストとの人間関係(ふしぎな距離感)

今週から、ダナンに来ています。
移住生活も板についてきましたが、スーツケース、バックパック、カバン×2をパンパンにして持ち運んでいると、変に目立ってしまい、
100%の確率でタクシーを斡旋する怪しいおっちゃんに声をかけられます。
  # シンプルに怖い
  # 今まで何度もぼったくられた

さて、毎月住む場所を変えながら、シェアハウス/ホームステイ/サービスアパートなど、いろんなタイプの家を渡り歩き、いろんなHostに出会ってきました。

そこで毎回感じるのは、
「1ヶ月だけ、誰よりも近い距離で一緒に生活して、その後はほぼ2度と会わない」というHostとの関係性が、なんとも不思議だなぁ、という感覚です。

1泊2日なら完全に割り切れますが、1ヶ月という期間が非常に微妙で、
「物理的な距離感」と「心理的な距離感」が一致する前に、引っ越しのタイミングが来てしまう。
  # 一期一会以上、日常生活未満

その中途半端な期間と、物理的に近すぎる距離感ゆえに、ホストの性格もよく見えてきます。
気前が良く、毎日笑顔で挨拶してくれる人もいれば、口を開くたびに不快にさせてくるホストもいました。

でもそれは理解できる感情で、
人は昔から、コミュニティを作って信頼関係を作って生きてきたので、言葉すら通じない人が物理的に1番近くにいると、人によっては不安やストレスも感じるはず。
自分が外国人であること自体が、Hostを精神的に攻撃してしまっているのかもしれません。

パブリックな職場で、外国人と一緒にいるのは分かるけど、
初対面の外国人が、プライベート空間で1番近くにいるなんて、やっぱり不自然ですよね。
  # 地方では特に

一定以上は近づけない寂しさはありますが、
お金でユルく繋がることによって、どこの誰かわからなくても、一時的に家族のような距離感まで入り込める「体験」には学びも多く、良くも悪くもトレードオフなんだろうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?