【番外編】『フォションホテル京都』がかなりよかったので、期待を上回るワクワク感とは?を考える
フォションといえば、パリ・マドレーヌ広場に本店を構える世界の美食ブランド。日本でもデパートを中心にお店を28店舗展開しています(2021年10月現在)。
そんなフォションが、なんと2021年3月に京都に2軒目のホテル「フォションホテル京都」を開業。
ちなみに、京都とパリは姉妹都市となっており、フォションホテルの近くの鴨川は、セーヌ川に見立てているそうです。
フォションカラーと呼ばれる赤みの強いピンク、黒、白をバランスよく使った内装だけでなく、フォションスピリッツを感じさせる食事、おもてなしがすばらしかったです。
これは、商品開発する、旅館やホテルオープンするなら参考になることもあるかなと思います。
河原町通りにあるフォションホテルは四条から若干離れています(歩いてはいけます)が、東山側も眺められ、清水寺にも比較的行きやすい場所にあります。
フォションホテルの門構えは派手ではない周りと馴染んだ建物なので、外観からすると通り過ぎてしまいそうな感じです。
1階はエントランスとブティックになっており、そんなに広くはないのですが、桜の花びらが壁だけでなく天井ガラスにも舞っており、日本らしさを1階では感じさせてくれました。
フォションホテルのエントランスは10階。上がると、フランス人のスタッフが出迎えてくれました。もちろん日本語ですが、ここからパリのエスプリを感じさせ、フォションの世界へ入っていきます。
チェックインの際に、ウェルカムティーとフォションのマカロンが出てきました。フォションカラーを意識したピンクのアップルティーとラズベリーマカロン。
お部屋は、エレベーターで下へ降り8階。旅行サイトやホームページの写真とイメージ違うってことはよくあると思いますが、入った時に感じたのはワクワク感。
若干思ってたより狭いかな?と思いましたが、写真よりも黒とピンクの配色もきつくなくて素敵で今までのホテルになかった異空間にすごくワクワクしました。
まず、他にはない楽しみはフォションのグルメバー。ピンクの扉を開けると、フォションの焼き菓子やチョコレートがずらっと並び、フォションのフレーバーティー、コーヒーの種類も豊富。いつでもティータイムを楽しめます。
また、お部屋内の備品もおしゃれなものがたくさん。ふかふかのスリッパの縁取りにフォションカラーが使われています。
ダイソンのドライヤーもフォションカラーでかつケースは特注したといううすいピンク色。
ソープディッシュはくちびるの形。歯ブラシは、薄いピンクと薄いブラック。細かいところまでフォションのカラーを入れています。
もちろん、バスローブ、パジャマ、タオルにもフォションのロゴが入っていて、フォションカラーやフォションのロゴをいちいち探すのも楽しみになっていました。
シャンプーやボディソープは普通だったのですが、ロクシタンを使ってもよかったのかもしれないです。(最近ではよくホテルで使われるようにはなっていますが、フランスのホテルだからこそいいかもしれないですよね)
もし泊まるなら朝食付きがおすすめ。
バイキングではなく一皿づつ出てきます。
パンはクロワッサンはじめ5種類。他のでお腹いっぱいになってクロワッサンだけでしたがすごくおいしかったです。
最後には、コーヒー・紅茶とともにマカロンがでてきます。
ウェルカムティーの際にでてきたマカロンとは違うフレーバーにしてくれて、すみれの香りがするカシス(おそらく他の方もそれぞれ味が違うものがでてくると思います)。
朝食会場は、朝日は少しまぶしかったですが東山方面で眺めも素敵でした。
ちなみにチェックアウト時間は12時とゆったりめなのもかなりうれしいです。
時間があったのでチェックアウト前に歩いて清水寺まで往復してきました。
チェックイン~チェックアウトまで、ストレスがなく過ごし、さらに驚きや楽しさを提供してもらえる。
自分が思っていた期待を上回るサービスを受ける。
すごく難しいことですが、それが今後の印象やリピートにつながるのかなと思います。
フォションホテルの部屋数は59室とこじんまりしていますが、だからこそきめ細かいサービスも受けられるのかなと思います。
個人的にはまた泊まりたいと思うホテルになり、一度泊まってみてもらいたいです。金額的には安くはないですが、それを満たしてくれるお部屋とサービスかなと思います。
<ホテルの空室・料金チェック>
フォションの写真をもっとみたい、料金ってどれぐらい?と思われた方はぜひチェックしてみてください☺️