夫婦二人三脚 デジタル時代だからこそ特別なちょうちん作り【山口・萩市 大谷提灯店】
今日は、山口繋がりで知り合うことができたちょうちん作りの職人さんご夫婦を紹介する記事を書きたいと思います。
昔は身近な存在として、定期的な行事として使われていた提灯。
デジタルの進化や技術の発展とともに提灯の需要が減っているのも事実。そのような中で伝統を守り手作りに拘ってちょうちん作りをされているのが、山口県萩市在住の大谷さんご夫婦。
大谷さんご夫婦が営まれている「大谷提灯店」は大正5年に創業された老舗提灯店で、今でも萩市内の寺社仏閣や、商業施設向けの提灯を作っておられるようです。
いつも大谷さんのFacebook投稿を拝見するのですが、奥様・弘美さんのことをワイフと呼び、一緒にちょうちん作りをしている様子は本当に微笑ましいです。弘美さんへの愛情を本当に感じます。
大谷提灯は、骨組みから絵付けまでの工程をすべて夫婦で手作りされていらっしゃいます。
まずは、ちょうちんの形を作るためにちょうちんの大きさに合わせた“骨”を組み立てます。その骨に合わせて、和紙を巻いたワイヤーを等間隔に巻いていきます。
ワイヤーを巻いただけではワイヤーがばらけてしまうので、縦に細い糸で固定します。ワイヤーに糊をはり、そこに和紙を貼っていきます。
和紙を貼り終えたら、絵付けをしていきます。ここからは弘美さん(ワイフ)の出番です!
水に強い塗料で丁寧に描いていきます。
絵付け後に乾燥させて、最後に木枠を取り付けて提灯が出来上がります。
愛情こもった変わらぬ提灯を作れているのは、夫婦仲がよいからなのかもしれないですね!
最後に、育男さんの昨年末投稿のひとこまです。
今年、納品予定の提灯が仕上がってホット一息のワイフ(^^♪
「明かりを灯す仕事って良いよね」と自画自賛してました(笑)
お疲れさまでした(^^♪ 来年も引き続きよろしくね💛
明かりを灯す仕事って良いよね、という言葉にキュンとしますね。
今の時代だからこそ、自分専用の提灯や、海外の方へのプレゼントに提灯はいかがでしょうか。日本文化をこれからも残していきたいとまた思う機会をいただいた大谷さんに感謝です。
【大谷提灯店のFacebookページ】
読んでいただき、ありがとうございます😊 ぶちうれしいです。山口の記事を引き続き書いていき、山口好きを増やしていきたいと思います✨