TiaR ELeMenS OF FINAL FANTASY XX-00 #04 -運命とせせらぎ-
コン、コン、コン、、、、
ぐつぐつとっ!!
コン、コン、コン、、、
清らかに。
グツグツグツ、、、
コン、コン、コン、、、
笑えるように。
コンコンコン、、、
全てが整うように!!、、っと!!!
やっと出来たぁ~~っ!!
私が昔から望んでいた秘術のアイテム。
バーストラッキーちゃんっ♡!!
、、、でもあともう一つのアイテムを作らないと
私が望んでいる魔法も使えないなぁ。
ならそれも頑張って今、作ってしまえぇ~っと!!
チン、チン、チン、、
笑えるように。
チン、チン、チン、、、
整うように。
チン、、、、えっとっ、、、
急に何を入れるか忘れたぁ~~っ!!
あ~~っ!!いけない、、呪文殊を作っている途中に
余計なことをすることはいけないなんだったぁ!!
余計なことをすると入れた呪文の鉱石たちが変に
混ざり変な術が生まれて、、わっわっゎ、、、!!
ぎょっえ~~~~っ!!!!
イテテテ、、、ここはどこだぁ!?
周りを見ると私の住んでいる世界とは違う感じ、、、
あそこにいる人、、、あっカッコいいかも、、、
でもどうしよう、、、
喋っても言葉が通じなかったら意味がないし、
かと言ってこのままぼーっとしていたら
あの目に入った殿方が行ってしまう、、、
なら、、、この際、、!!
えーいいっ!!
行ってしまえぇ、、!!
そっそこのお兄さん!!
ここはどこですかぁ!!
こっここはって!!
エレメンタル帝国のジャリスだよ。
いわば平成ってヤツ。
、、ってなんてことを君は聞くんだぁ!!
(あっ通じたぁ)
わっ私はですねぇ、、、
まだこの世界を知らない世界から来て
そして今ここに私だけ間違えて
不時着したのです、、。
だから私はここの事が分からないって、、
なんて言うか、、えーっと、、、
ってどこ行くじゃいっ!!
あっ私を見捨てないでぇ~~。
でそこのお嬢ちゃん、名前は!!
えっわたし、私ですかぁ!!
私はえーっと、クロエ・フィーリストという
名前を持ちまして本当は、、(魔法使いだとこの世界では
言えない)、、心優しい占い師です。
今はあまり名を馳せてはいませんがいつかは世界一の
人を救う占い師を目指す若きちょっとおっちょこちょいな
占い師です。
へぇ~そうかぁ、、、
じゃ俺は言うけどなぁ、、聞いて驚くなよ!
世界一には簡単になれないでも心は世界一の
強者、悪者は泣いて黙る自分様はキューア・サイレンスムだぁ。
そこのお嬢ちゃんのおかげでちょっと前の間の時に負けた
試合の心の痛みも和らいだよぉ!!
ありがとうなぁ。
そう言うとキューアはそのクロエの場からすぐに去ってしまった。
わっ私は一体、、、
えっどうしよう、、、
戻り方もわからないしなぁ。
ならあの殿方に急いで付いていかないと、、、
なら急げよ!私。
そう思うとクロエはキューアを追うように
急いで後を追うのであった。