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TiaR ELeMenS OF FINAL FANTASY XX-00 #02 -無実の罪深き存在たち-

「ねぇお父さん」

「なんだい」

「私大きくなったら立派なお医者さんになるの!」

「何を馬鹿なことを言うんだ!やめときなぁ。
自分たちみたいな庶民が大きくなると
首が刈り取られて全てが持っていかれるぞ!」

「ねぇお父さん、ねぇお父さんなんで無理なの?」

「それがこの社会のルールでもあり
   一般庶民は受け入れないといけない奴隷の義務なんだ。」

「なんでそんなの不平等だよ、、そうだ変えたらいいだ!!」

「おい、もうそんな話は絶対にするな他でしたり
   したことが見つかると得体の知れない場所に連れて
    いかれるぞ!!」

数日後、、、その女の子は友達にその話をしてしまう、、、

そのあと、、誰かに言われて、、、

数日後、、、

「おい、お前ら、誰だ!、娘をどうするんだ!」

「この子は普通の子じゃない、、政府が保管するから
   へんな気を起こすんじゃないぞ!
    一般市民は一般市民らしくするんだ!
     それがこの社会のルール。」

「ねぇお父さん、私どうなるの、、
   ねぇ私、合っている正しいことを言っただけなのに
    どうしてこんな目に合うの!!
     嫌だ!嫌だ!嫌だ!」

 「ねぇ誰か助けて、、、

「もう””!!おしまいだ、、、
  どうなるかわからないが
   お父さんのところに生まれたことを許してくれぇ!!
     なぁ、本当に!、、、本当に!!

この後、この家族のお父さんと娘が当分近くで出会うことはなく
、、、そして社会のルールなのだから涙ぐみながら
この家族はその大変なことに受け入れるしかなかった。

、、、それは世界の不満が募るたびに
 そうした庶民が増えてゆき、、
そして世界がどこからか暴落へと向かう時が来るのであった。

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