果物の皮で…
「五感を刺激した保育」でこあら組が取り組んだ面白い事例です。
朝のオヤツで出てくる果物の皮を出して、子ども達がどんな反応をするかみました。まず出てきたのはオレンジの皮です。
“嗅覚”を存分に発揮してほしい保育者の気持ちとは裏腹に…
「これはなんだ?」なんだかいつも食べているオレンジとは何かが違うぞ⁉
不思議な物を見る感覚でとりあえず触れてみる…。いい匂いがしてくるからちょっと口に運んでみようとする。※ちゃんと電解水で消毒しています。
今度はりんごの手遊びをしていたら…りんごの皮が出てきました。
さっきのオレンジの皮とは違って、りんごの皮は触った後に口に運ぶ子がたくさんいました。※ちゃんと電解水で消毒しています。
これは“りんご”ってすぐにわかったんでしょうか。結構おいしそうにむしゃむしゃしちゃっている子もいました。みんなの“触覚”と“嗅覚”のアンテナがうまく働いたようです。
そんな美味しい流れでやってきたのが、バナナの皮です。
子どもの反応はいかに⁉
見た目の顔色があまりよくないからか、やはり、バナナの皮は一番人気がなかったです。
子どもの触り方も一番微妙でした。口に運ぼうとする子もほとんどいない…。
どうやって見分けているんでしょう?またも、みんなの“触覚”と“嗅覚”のアンテナは敏感に働いたようです。
その代わり…、バナナの皮は面白いことになりました。縦にさけるんです。さっきまでの関わり方とは違って、バナナは遊びに発展しました。
よかったね。バナナ君。
普段オヤツで親しんでいる、果物の皮で行った面白い事例でした。