手術32日前 まもなく、50余歳の”卒業式”
卒業の季節。
私の場合、”卒業”は、50余年生きた今、やっとやって来る。
50年と言えば、半世紀か。人間の平均寿命で考えれば、折り返し地点はとっくに過ぎている。人は、私を、「良い歳してみっともない」と言うかもしれない。「自然が一番だ」と言うかもしれない。また、「業界の謀略にはめられているだけだ」とも言うかもしれない。
それでも私は、悩みに悩んだ後、“卒業”を決めた。
そう、私は、心とも繋がっているのか、ずっと辛くて仕方なかった身体の一部を手術することに決めたのだ。絶対する必要があるわけではないし、何より怖さもある。でも、様々なことを勉強し、多くの人の話も聞き、そして最愛の妻の理解と応援を得て、決めたのだった。衛生面でも限界と感じてなんとかしたかったことも大きい。
その過程で知り合い、先に”卒業”した“センパイ”から細かな指導を受けながら、その”センパイ”背中を、まもなく追いかけるのだ。彼と全く同じ場所から。
そしてそれは、もうまもなく。1ヶ月後にやってくる。
私の中では、その後、妻と昼も夜も充実した時間を過ごす自分をイメージトレーニングしている。これからの人生、嫌なこと、辛いことも山ほどあるだろうが、どんなに老けても、挑戦を続けるバイタリティ溢れる自分でいたい。これは、その、ほんの一歩だ。
でも、もし同じ悩みを持つ方がいらっしゃったならば、ぜひ悩みを話し合って前に進みたいと思って、ここに書いた次第。もしあなたもこの道を進もうと思い悩んでいたならば、諦めたり、強がったり、茶化したり、脅したりせずに、素直に悩みをシェアしませんか。
ポジティブに、共に悩みを話し合える方がいらっしゃれば。私が、その“センパイ”と知り合ったことで心の落ち着きを得られたように、私も、自分の経験が、同じ悩みを持つ人たちの参考になれば、こんなに嬉しいことはない。
誰でも歳をとるし、誰でもいつまでも現役でいたい。50代で若い頃の願望を諦めたり、くすぶるのは、まだ早すぎる。同志の方はいらっしゃいませんか。
ご興味がある方だけ、私のブログをお読みください。
ありがとうございました。