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術後84日目 「ヒトは何歳までエロを楽しめるか」への挑戦

「エロ道」を極めたい 50代の包茎手術

そもそも、なぜ自分は50代にもなってから包茎手術を受けようと思ったのか。

その答えはこれまでもいくつか書いてきた。でもやっぱり一番大きいのは、夫婦でイケるところまでイってやろう、「エロ道」を極めてやろう、と思ったことだ。

そのためには、いつもジメジメして不衛生で、自信がなくて、行為の前にこっそり見え剥きをするような自分は嫌だった。「エロ道」を極めるには、まず、このコンプレックスを乗り越えたかった。

いつまでも「エロく」ありたい

そう。男50代。女もそうだが、日々の出来事にボロボロに疲れてはいるものの、まだまだパワーは残っている。60代もその後すぐに来るのだけれど、60なんかと一緒くたにして「中高年」なんて括られたくない。

昔、悩殺ボディで結構ブイブイ言わせていた私の妻は、今も最高にエロくて美しい。もちろん体は物理的に歳を取ってお肉がつきにくくなってしまうのだけれど、毎日必死にエクササイズを欠かさない。

そして私は、やはり年齢相応の情けない体になってきているけれど、このままは絶対に嫌だ。いつまでも男でいたい。そのエロ美しい妻をいつまでも興奮させ、将来も、一晩に今のように何回もイかせたい。

射精は目的じゃない 愛する人が悦ぶ喜び

世の中の他の男は知らないが、私は自分の射精に昔からあまり興味がない。女性には、我を忘れて大きな声を出しながら全身で悦びを感じてほしい。全ての興味はそこにあるかもしれない。

それは、よくある勘違い男の、「俺がイカしてやったぜ」の、上から目線とは全く違う。自分が大好きな女性が、我を忘れて快感に溺れて自分を求めてくれることほど幸せを、快感を感じることはない。そして、何度も我を忘れてもらった後で、最後は自分も我を忘れさせてもらう。一緒に。大声をあげて。

そんな”年甲斐も無い”エロ中年夫婦の行為は、笑う人は笑うかもしれないが、本人たちは真剣だ。中年に、そして老人にならない人間は、この地球上にひとりもいない。そして、死なない人もひとりもいない。だったら、少しでも、一日でも長く性を楽しむべし。そのためには、みっともないぐらい重力に抗おうとしてみても、全然みっともなくない。

年齢を重ねて人格の深みや、”本当の”強さ、寛容性などが増しているならば、それは、20代と比べてかなり衰えた身体であっても、エロさは、より、バージョンアップしていると思う。

もう一つのきっかけは、インポ疑惑!?

なんて、格好つけたことを書いてしまったが、もうひとつ、包茎解消で自信をつけたいと思ったきっかけになったことがある。

それは、インポ疑惑だ。結局あくまで”疑惑”だったのだけれど・・・

この辛さをわかってくれる男性も、実は少なくないだろう。いざという時にフニャッとなってしまう、あの悲しさはなんとも形容しがたい。興奮しているのに、こんなに抱きたいのに、なぜ・・・

でも、私のエピソードは、ちょっと他の人とは違っているかもしれない。インポではないかという状態になったのが、ある、これまたちょっと言うのも憚れる、恥ずかしい場所に行った後だからだ。

その場所とは・・?

続きは、また次回に!

包茎手術話とは外れてしまいましたが、「何歳になっても性生活を楽しみたい」という、単純だけど、誰にとってもとても大事な話でした。では!


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