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術後4週間目 4週間ぶりの風呂で生き返る!

やっぱ風呂だ、風呂!「はぁ〜極楽、極楽!」という使い古されたフレーズがピッタリだった。

術後4週間目のきょう、なんと4週間ぶりに家の風呂に浸かったのだ!

実際は術後2週間目ぐらいからお風呂は構わないと言われていたのだが、30年以上かけて決断した大切な手術。我慢できるものは全部我慢して、とにかく少しでも安全に傷口が完治するまで待とうと決断していたのだった。

で、今日、やっとお風呂を解禁。やはり慎重な私、せまいアパートの湯船にゆっくりと足を入れて、さて、浸かるぞ!とやや緊張しながら、ざぶーんと。はあああ、気持ちいい。風呂ってこんなに良かったんだな。それにしても、4週間風呂無しは辛かったー。

毎日シャワーで丁寧に洗っていたから衛生面は問題なかっただろうけど、やはり風呂に入るって意味は、衛生面だけじゃない。精神面のケアなんだと実感する。副交感神経が優位になるってやつだろうか。とにかく疲れがすぅーっと引いていく。そして、それとともに4週間、喜びを感じながらも、ある意味緊張しながら過ごして来た日々の疲れも、すぅーっと引いていく気がした。そして、幸い、まだ糸が残ったりして完璧でない傷跡の部分が沁みることなども全くなかった。

脚を伸ばせない家の小さな風呂が、高級旅館の露天風呂に思えるぐらい、と言ってもおおげさでないほどの至福の時を感じた。ここまで、よく頑張ってきたな、自分。

さて、お世話になった医師の先生からは、早速メールの返信が来た。「温浴施設に入っても大丈夫ですか?雑菌が入るなどの心配はないですか?」と聞いたことへの回答だ。答えは「術後2週間以降は、まずは入浴で雑菌が入ることは心配しなくてもよい」つまり、ゴーサインだ。

早速明日の日曜日にでも、近所のスーパー銭湯に行ってみようかと思う。タオルで前を隠さず、堂々と歩いた時の感動は、多くの包茎手術経験者がネットでも書いているが、きっとその感動を私も味わうことになるんだろう。本当に楽しみだ。小さな小さな喜びだけれども、それも大事なことで、それで笑顔になれば、色々よく回り出すなんてこともあるかもしれない。

ちょっと現実に戻るとすれば、あとは糸をいかに早く自然になくすか、ということだ。今、「同志先輩」と先生のアドバイスもあり、シャワーでボディーソープをつけて揉み出すように洗っている。これで、あと1、2週間様子を見てみようと思う。

ちなみに”先輩”は、術後3週間で、先生の所にもう一度行き、先生に糸を取ってもらったとのこと。結構いたかったけど、取れた後はすっきりして、とてもよかったと。私も、もう少し様子を見て糸がちゃんと落ちれば、それでよし、ちょっと気になるなら、また先生に写真添付のメールで聞いて、場合によってはまた行って取ってもらう、とかもありかもしれない。とりあえずは、ゴシゴシ洗うのを続けてみよう。

それにしても、今日の風呂は最高だった。そして明日のスーパー銭湯は至高のひと時に違いない!


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