手術16日前 妻とひとつになる時
手術まで、ついに、あと二週間とちょっとに迫った。
仕事が超絶忙しかったため、ブログを書けないうちに、ついに16日前になった。この後、時間はきっと素早く過ぎて、当日を迎えるのだろう。
ところで、妻が帰ってきて、早速、力強く抱きしめ、野獣のようにひとつになった。
ああ、やっぱりこの人とずっとこうしたいと、そう思った。おじいさんとおばあさんになっても、少しでも長くこうしていたいと。
ピッタリとパズルの2つのピースがあったような感覚。ぐっと入って、ピタッと。
でも、その2つのピースの間に、なんか邪魔なものが少しある。その邪魔なものを少し気にして、手で剥いてからぐっと入るのは、やはり嫌だった。そんなこと気にせず、ぐっと、ピタッとしたい。
また、せっかく興奮した妻も口で愛でてくれそうになったのだが、自分でムスコの匂いが気になり少し避けてしまった。そして、あわててグッと入る。そんなのも、もう嫌だ。
二週間とちょっとで、いや、その後の我慢の時間があるから、一ヶ月半で、そんな嫌な感覚とおさらばできるのだろうか。
もちろん今でも、怖い気持ちはあるし、手術なんてしなくても妻とはひとつになれる。でも、何も気にせず、グッと、ピタッと。
そこに何の障壁もなくなった時、もっとひとつになれる気がするのだ。たかが一枚のもの。でも、何十年も嫌な思いをしたそれがなくなった時、きっと清々しい気持ちで、もっとひとつになれる気がしたのだった。
このブログ、果たして、まだ読んでくださる方はいるだろうか。見えない読者の方々に向け、本番まで、そしてその後も、私の挑戦を発信し続けます