講座の効果と神輿から学ぶこと
世の中にはよくもまあこんなにたくさんの「講座」があるものだ、と、思ってしまった。価格帯もいろいろである。
私見だけれど、習ったことは、たいしてうまく機能しないものである。知識、技能の習得としての講座や学習には意味があると思う。しかし、考え方や抽象度の高い思考などは外部からのインプットで学ぶことは難しい。
モチベーションアップみたいな効果はあるだろうし、最新の情報にアクセスするには対人で情報を受け取るのが早道である。
ワークショップはどうだろうか。
自分で考えるという要素が入ってくるので座学よりはマシだろう。仕事なんて少人数のワークショップをやってるようなものだ。であるならば、ワークショップという演習ではなく、失敗した場合にリカバリーが可能である限りは、リアルに実践でやったほうが効率がよい。
と、つらつらと今朝は考えてしまった。
・情報のインプットとして効率がよければアリ
・技能の習得として効率がよければアリ
・受け身でのインプットでは抽象度の高い思考を習得することはムリ
・結局、実践が最高のトレーニング
という感じだろうか。
話は飛ぶが、毎年、神輿を担いでいる。同じように見えて、祭り毎、町会毎に違いがある。この違いを迅速に吸収し、合わせていくことが神輿を楽しむには必須のスキルとなる。こればかりは、は事前学習による習得は難しい。よって、一度、担いでみる方が得る情報量が圧倒的に多い。
ものごとの本質はこのあたりにあるのかもしれない。