モノを売らずにモノを売る②
前回のお話の続きとなります。モノを売りたいなら人の行動をみろ!ということでお話していきます。
今回のお話で日頃行動に注目した施策がどのようなものなのか理解できるとおもいます。それではいきましょう!!
例1コンビニにある募金箱と駅前に立って呼びかける募金について考えてみましょう。皆さんどちらに募金するでしょうか?
おそらく、コンビニにある募金箱だと思います。
それはなぜでしょうか?皆さんは行動の中でお金を入れているだけだからです。おつりをもらった時に財布にしまうことが面倒で自然とそこにある募金箱にお金を入れているのです。
ですから、駅前の募金というのは、行動の中で財布を出すことがありませんし、財布を出す行為自体すらよっぽどでない限りしません。
つまりTPOを考えることが大事なわけです。
また、このような事例もあります。お金を大量に寄付してもらいたい場合、遺書制作会社の契約の最後に募金を促す場所を設けると、人は死を意識した時にそのような募金活動に参加しやすくなるそうです。
他にも高級ホテルのシャングリ・ラホテルのスイートルームでは、富裕層の行動を理解した施策がとられているのです。それは、1部屋の料金が決まっていないんです。じゃあいくらで泊まれるんだ?と思いますよね
お客様の思う金額を払ってもらうのです。富裕層の行動を理解しているからこそできる施策ですよね!
詰まるところ行動中心に自動化施策を持てばモノは売れるのです。