かずとがんちゃんの実験ノート

治療シーズン2(全身化学療法)1回目

化学放射線療法が無事に終わって、次は全身化学療法が始まった。
CAPOX(カポックス)療法といって3週間で1コース…1日目にエルプラット(オキサリプラチン)を2時間かけて点滴(吐き気止め等の点滴も含めると3時間弱ぐらい)&内服薬のカペシタビン(=シーズン1でも服用)を2週間朝・夕食後に服用→1週間お休み(副作用対策として、吐き気止めのデカドロン錠を2日目と3日目の朝食後&手足症候群予防のピドキサール錠を3週間朝・昼・夕食後に服用)
これを私の場合は4コース行う予定となっている。


9月6日  1回目の治療初日。初回のみ念のため?に前泊&後泊の2泊3日で入院…(空きがなかったのか)まさかの個室だったのにはびっくり!
点滴は(外来ではなく)病室内にて実施。念のための心電図・血圧計等のモニターにも繋がれて吐き気止めの点滴30分→抗がん剤&吐き気止めの点滴おおよそ2時間→点滴ルートに残ってる分を追加の点滴で落とし切るという流れ。

個室にてメインの点滴…長かった!

途中何回か「点滴止まっとるよ!」の警告音は鳴ったものの、最も懸念されてたアナフィラキシーも吐き気も全くなく(それどころか点滴しながら昼飯を完食した人w)、無事に終了!
ただ、抗がん剤点滴の途中で突然点滴ルートがいつもよりもさらに冷たく感じ、針の周辺がピリピリとしてきて(看護師さんにチェックしてもらって漏れはないことを確認)、あれれ?とは思ってたんだけど…どうやらこれが感覚過敏のはじまりだったようで。点滴終わる直前のトイレの後、手を洗ったら右手の指先がやたら冷やっこく感じて、あ…こりゃ副作用が出始めたなと確信。
さらに点滴終了後、針を抜いてガードしてたテープを剥がしたら(これまではなんともなかったのに)ビリビリビリーッ!と来まして、ギャー!(その後もしばらくは点滴ルート沿い周辺がピリピリ)
さらにさらに(笑)移動販売で購入した冷たいカフェオレ飲んだら、口の中(歯茎ではない)までも冷感を強めに感じる&飲み込み時の喉に若干の違和感→夕食時は冷たいフルーツでも反応し、水を飲むとピリピリ感まで出てきた。点滴後の排便はやや下痢っぽかったけれど、まぁ許容範囲内かな?
鈍感が過ぎるで有名なワタクシでも、今回はそれなりに出ましたなぁ…このまま一旦収まるのか?あるいはじわじわ残る(さらに増える?)のか…


9月7日 点滴ルート沿いのピリピリは、点滴針刺した周辺を触ったらうっすらピリッと程度に落ち着く。手洗い時の冷やっこい感じは、強かったり弱かったり。
口内の症状は相変わらず。もしかしたら熱過ぎる液体も良くないのか?(退院後の夕食時、熱々のうどんスープで少しピリッときたような気が)


9月12日 坊主頭もおおよそ3ヶ月経った(実は最初の入院前にバリカンで20ミリの丸坊主にしてたのです←突然のカミングアウトw)いつもカット&カラーしてもらってた美容室でカット&シャンプー。(抗がん剤治療中なので、今回髪染めはしなかった)
バリカンでカットした影響で毛先がツンツンしてること&根元の色がやや茶髪気味になってる(抗がん剤の影響?髪質が変わるのならそれもまた面白い)かも?と、美容師さんに言われた。プロに整えていただいてスッキリ♫

最初の入院前の坊主頭…夫氏にカットしてもらった


1コース目の後に出た副作用
【感覚過敏】
・左腕…点滴ルート周辺のピリピリ感は数日で収束。治療後に自宅で虫に刺された跡の刺激がやや強め&いつもより治りが遅いような気がする。
・手の指先…冷たいものを素手で触った途端、酷いビリビリ感→しばらくの間、痺れが残る。(2週間程経って、若干ピリッとするかな?程度まで落ち着く)
・口内…飲食物の温度を調整しつつ、上手く折り合いをつけていた。その後10日ほどでアイスを食べてもあまりピリピリしなくなった…今がチャンス!(マテコラ)
2週間後ぐらいから(治療シーズン1以前の酷かったむくみが解消された後、時々違和感があった)足の裏だけでなく、手のひらもなんとなくうっすら膜が張ったような違和感と若干のピリッと感が昼夜問わずある。(痛みや赤みはないので点滴の薬の副作用か?)
【抜け毛】
シーズン2に入って(気にしてる&季節の変わり目の分を考慮しても)抜け毛が明らかに多くなった感じ。ピンポイントではなく全体的にだから、そんなに目立たない…というか、元々が毛の量多過ぎだから、むしろちょうど良い?
【その他】
長めの外出をするとストーマさんが容赦なくプンスカする。(「無理するな!」の警告、ドストレート!w)

おそらく最も出やすい(デフォルトで副作用止めをしつこく処方されているぐらいだから)吐き気や食欲不振とかは全く無かったのはありがたい。

治療2回目に続く…

いいなと思ったら応援しよう!