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かずとがんちゃんの実験ノート

治療シーズン2(全身化学療法)3回目・4回目

10月18日 3回目の点滴治療日。血液検査の結果、栄養状態は改善されているものの白血球の数値がギリギリとのこと。幸い点滴治療は可能でセーフ!(本当はカペシタビンの量を減量したいところだけれど、元々がギリギリの量だったらしく現状維持で…次回がラストだから、なんとか踏ん張っておくれ〜!)
ストーマさん、外来の診察中は本日も猫かぶりモード…なので前回の治療後に自宅で撮ったプンスカ写真を披露したった。(安静にして収まるのなら問題は無いとのこと)
診察終了→点滴治療までの待ち時間が今回は短過ぎて(前もって購入してた)おむすびは点滴をしながら食べる羽目に…食べようとしたタイミングで薬剤師さんが聞き取りと説明に来られて大いに焦った(笑)
点滴中に主治医が来られて、治療終了後の検査同意書にサインするなど。(予約を既にいくつか入れ込んでいただいてて、ありがたい。常に激混みで枠が取れないからなぁ…)


10月19日 終日外出はしなかったけど、アイロン掛けで意外と負荷がかかったのか?ストーマさんに強制寝かしつけされる。


10月20日 近場にてお買い物…ほぼ直行直帰でさっさと帰宅したのにストーマさんは激怒プンプン丸…シャワー浴は断念し、清拭でやり過ごす。


10月21日 区役所に給付券の申請手続きと期日前投票に行く。
夕方になってなんとなく熱っぽい?で検温すると38℃→その後38.5℃まで上がる。(解熱剤は服用せず)鼻グズと咳もあるから、どうやら風邪をひいた模様(トホホ)


10月22日 朝から若干の頭痛もプラス。(薬は服用しなかったが、その後治った)
熱はMAX37.7℃…終日安静にしてたら夕方には平熱になった♫(鼻グズと咳はまだある)


11月4日 夕方に微熱→すぐに下がってホッ!そんなに歩き回ってないのに、夕方以降はストーマさんプンスカプンプンだった(トホホ)


11月8日 4回目(ラスト)の点滴治療日。懸念されていた白血球の数値も今回は大丈夫。
主治医の診察時に前回未定だった検査日程(CT検査翌日に内視鏡検査)も確定し、検査後の診察日(=手術の方針や日程調整)は12月13日に決定!やっとここまで辿り着けた…いよいよですな。がんちゃんが手術可能レベルまで小さくなってくれてることを祈りたいところ。
ストーマ外来の診察は安定の猫かぶりモードなストーマさん…マジで空気読める子(笑)
ラストの点滴治療は今回も待ち時間ゼロ…点滴開始前に持参したおむすびをささっと食べ、スタッフさんとかち合うこともなくセーフ!
点滴中に薬剤師さん(3回目と同じ陽気な男性)が来られて…
「風邪を引かないように気をつけましょう。」
「家事はご主人にやってもらいましょう!特に手術の前後は『言われなくても自主的にやるように!』と薬剤師が言ってたと伝えてください。」
「無理はせずに、ご自分をしっかりと甘やかしてください。」
…という大変ありがた〜いご指導をいただいた。
治療までは最速だったけど、会計前に検査説明が追加→結局前回と変わらない時間に完了!

夜間、肋骨下部あたりの腹部の謎のジーンとした痛みでしばらく寝付けず。(ブランケットの圧でも横向き寝でもイヤンな感じ?毛布はセーフ)吐き気とかは無かったし、痛みもいつの間にか真夜中あたりで消えてた(寝付けてた)模様。


11月9日 謎の腹部の痛みも消えててホッ!
治療翌日でストーマさんはプンスカ気味だったけど、大好きなギンギラ太陽'sさんの公演を観に行ってきた。(推しは推せる時に推す!がワタクシのモットー)楽しい舞台を観て大いに笑うって大事ですものね♫


11月10日 治療後の2日間は大人しくしとく方が良いのは承知の上で…おとな美術部さん(https://note.com/poppoya)の文化祭へ行ってきた。
無謀にもワークショップに参加→ぐるぐるへびの巾着作りにトライ!カッティングシートをぐるぐるチョキチョキしてる間、パウチ面板のカットを連想してたのはナイショ(笑)
タロット占いでは(病名やらの詳細は伏せて)来年の健康運を占ってもらう。1月は下降傾向で3月4月はバタバタだけど(親しい人と離れることも?)、5月以降は上り調子に(新たな出会いとかあるかも?)。冬はその反動でやや低調かも?とのこと。(あらら…手術は年明けになるのかしら?)
帰宅後はストーマさんプンスカプンプンモードでござりました…無理してすまぬ。

写真は今回ゲットしたお品…部長さまに人生初の似顔絵を描いていただき、めっちゃ欲張っちゃいました(笑)



11月19日 前日まで2泊3日で娘が帰省してくれてて、息子が暮らすグループホームへ一緒に行ったりして(それ以外の時間はなるべく休憩していたつもりだったけど)起きてる時間がいつもより長かったからか、ストーマさんプンスカプンプンモードだった。


11月30日 このところの体重がやや増加傾向(53kg前後)なのは、少々甘いものを食べ過ぎてたのもあるけれど(←コラ)、体調が戻ってきたということなのかしら?(…とはいえ増やし過ぎないようには注意!理想は51kg±2kgといったところかな?)

3&4コース目の副作用
【感覚過敏】

・左腕…点滴中は温めながら打ったけれど、点滴ルート周辺のピリピリはあり。(回数を重ねてもう慣れたw)→数日で治る。
・手…回を重ねる度に冷感&ビリビリがレベルアップ!特に点滴治療後の数日間は、水道水や洗濯干しや金属製の手摺りに触るだけで極端な冷たさをキンキンに感じ、ビリビリ痺れて痛い(薬剤師さんの説明通り、気温低下の影響も加味されてる模様)→現在も若干症状あり。
・口内…こちらも酷くなっていて、治療直後の数日間は冷蔵庫から出したばかりの飲み物飲むと唇まで痺れるレベル(もちろん舌から喉も痺れてる)になっていた。→現在はほぼ治る。
・足の裏と手のひらのうっすら幕張り痺れ感…酷くはなっていないものの、たぶんこの副作用が最も長引きそうな予感(痛みとか赤みは全く無いし、保湿をしっかりしてるから通常よりすべすべw)→現在も症状あり。
【抜け毛】
通常の抜け方よりは若干多めではあるものの、ピークはどうやら過ぎた模様。薬剤師さんの説明によると極端にゴッソリ抜けるタイプの薬剤ではないとのこと。
[これはシーズン1の放射線治療の副作用だと思われるけど]最初の入院前(下痢が酷かった頃)に自分で処理していたおシモの毛もようやく少しずつ復活してきた感じ。
【その他】
3回目の点滴治療翌日、朝起きたら右足の太ももに赤黒い斑点を発見…内出血か?→その後徐々に薄くなり1週間ほどで消えた。(4回目は斑点出なかった)
4回目の治療後、肛門からの粘液排出の量と回数がやや多めな感じ…トイレに間に合うレベルなのでセーフではあるのだけれど。[入院中〜退院後しばらくは粘液の量も間に合わずに漏らすこともかなり多かったので紙パンツ+パッドを使用→9月中旬頃から布パンツ+大きめの尿漏れパッド→現在は布パンツ+昼用ナプキンorおりものシート(少量とはいえ膣からの粘液漏れはあるため)で大丈夫になった]

治療回数を重ねる度に、副作用の感覚過敏は強くなっていたけれども、やり過ごし方を学んだのか辛さはあまり感じなかった。結局吐き気は全く無し!


さて…術前治療の効果は如何に?

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