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かずとがんちゃんの実験ノート

術後の入院記録その1〜痛みとのバトル編〜

1月11日 体重測定はベッド横にて…測定値は覚えてない。立ち上がるのはまだ辛いのだけれども、尿カテを外してもらってヨロヨロとトイレには通うことに。
採血は(両手に点滴だったため)なんと右足の甲から…そんなに痛くはなかったのは、看護師さんの腕の良さなのか痛み止め効果なのかは不明w
封印していたスマホを床頭台の引き出しから取り出し、やっと各方面にメッセージを送ることが出来ました。
(術後の歯科指導…この日だったか前日だったのかよく覚えていない…ぼ〜っとしていた模様)


1月12日 ヨボヨボと歩き、いつもの測定場所にて体重測定を。(51kg台…小数点以下の数値忘れた)やっと左手の甲の点滴が取れた!(その後右手の点滴が漏れたため、左手に刺し直し)
パウチ交換時、ストーマの形が変わって(双孔→単孔)、いろいろと課題があることに気づくなど。


1月13日 体重51.8kg(やっと記録できた)主治医より突然にプリンとゼリー食の許可→急遽コンビニにて自力で調達することに。(これもリハビリなのか?)

この日の夕ごはん…受診前の下痢が激しくて食べれなかった頃には、このゼリーが命を繋いでくれてました…

消灯後、なんか揺れた?思ったらまた地震だったのですね…今回は速報は鳴らなかったけれど。


1月14日 体重52.4kg脳内で「三百六十五歩のマーチ」を再生しながら、体重測定のため廊下をヨロヨロと往復する朝(笑)
新しいストーマさん、見た目はお淑やかでいらっしゃるのに、パウチ装着の難易度を上げてきてらっしゃる…お主なかなかやるのぉ!(当面は面板部にどうしても被ってしまう傷が、早く塞がることを祈るのみ)状況によっては、年末にギリギリ購入したパウチを返品交換する可能性もあるかも?と( ̄□ ̄;)!!
実習生さんには、術後のワタクシの腹は(モロに直視するには)まだ刺激が強過ぎた模様で…気分が悪くなるのも普通の反応ですから、本当にごめんなさい。(モツハラだという自覚はあります)
その後ヨロヨロと(笑)水汲みに行ってたら、偶然にもストーマ装具の契約をしてる業者さんと遭遇…パウチ変更になっても入院中に返品交換が出来るとのことで、ひと安心♫新しいパウチも同じ価格だったので、助かる〜!(給付券を利用して購入しているため、差額が発生するとおそらく計算とか手続きとかがややこしくなるという予感しかない)
飛び込みのレントゲン検査(車椅子移動で楽させていただいた♫)も無事終了!
そしてこの日、我が家の季節の風物詩でもある内々の便りも届くなど…


1月15日 体重52.1kg 朝イチでCT検査・検尿・ガッツリ採血済ませたら、右腰のドレーンも抜けてひと安心♫なんと主治医に検査室往復の車椅子を押していただくというワガママな患者(恐縮です)…内々の便りの件をエレベーター内でコソッとお伝えしたところ、心強い助言をいただけてひと安心♫「自分が執刀した患者は責任持ってしっかり診たい」という主義の先生だから、本当に主治医がA先生で良かった!
術後続いていた発熱の原因も判って(術後の一過性の後遺症で左の腎臓に炎症あり)ホッ!
さらに術後初のシャンプーもしていただいて、めっちゃスッキリしました✨


1月16日 体重51.6kg (だったと思う…食べてるのに再び減るパターンに突入したか?と、ちと動揺したものでw)
起き上がりはだいぶ楽になってきて、寝るのはさらに楽々に♫
午前中に主治医も立ち合いでストーマパウチ交換。傷の経過は良好で控えめなストーマさんもまぁ悪くはない感じとのことでした。そして点滴繋ぎっぱなしからは解放されました!(抗生剤とかの点滴はあるため針は残してる)


1月17日 体重51.4kg 朝食後、レントゲン検査(車椅子で移動)&術後初のシャワー浴♫
夜寝る前にトイレにて肛門から粘液排出。(出たい感じは数日前からあった)


1月18日 体重50.7kg お通じ良い感じ♫
術直後以来初の夫氏と面会…自宅に置いていた未開封のパウチ箱を受け取る。食後の傷と腸のバトルタイムと重なって歩行困難だったため、行きは車椅子で送ってもらい、帰りはひとりで車椅子に乗って部屋まで戻りました。車椅子操作はお腹には響かなかったので…まだまだ行けるな。(元介護職)
夕方パウチ交換。傷さえ治れば看護師さんのお手を煩わせることなくひとりで出来るのに!というもどかしさ…そして、この傷が後々退院日を左右することになるとは、この時にはまだ分からなかったのであります。


術後2日目〜7日目は痛みとのバトルでした。
(帝王切開も含めると腹切り4回目で)やり過ごし方を知ってる腹の痛みよりしんどかったのが意外にも術後2日目からの左肩の痛みでした。(これまで肩こりとか四十肩とか無縁だったもので…)幸い鎮痛剤の点滴や湿布で3〜4日で治りました。
術後5日目の朝方から(ピンポイントでなく)腹全体にジンジンとした疼痛(術後のバリバリ痛み止めは効いてても、それでもなおジンジンする感じに近い)が酷くなり、さらに寝過ぎが原因の腰痛もプラスされて腹周りが疼痛ベルト装着状態に…終日しんどかったけれど、こちらも翌朝には峠を越えることが出来ました。
その後は食事を摂ると胃の辺りが張ってきてイタタタな感じ(吐き気はない)→腸の動きに連動して内側から傷をグリグリと圧される感じで、痛いというよりは圧迫されて苦しくなりまして(お通じやガスの出が悪いと辛さ増し増し→出ると若干楽にはなる)…圧迫感のピーク時には歩行困難になってしまい、デイルームに水汲みに行った帰りに力尽き、車椅子に乗せてもらって病室まで送っていただいたことも。(情けねえ…)
傷と腸とのせめぎ合い…あれだ、妊腹抱えてた当時の胎児の動きでグニュグニュ〜と内側から突き上げられる感覚に似ておりました。(それが傷口の真下で起こっているという訳で…)折り合いがつくまで、こればっかりは日にち薬なのでしょうけれども。(トホホ)


術後の入院記録その2へ続く…

[見出し画像は術後初めての昼ごはん]

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