令和の米不足?意図的に作り出された米不足の演出に騙されるな!
大手メディアや政府が日本の米不足を煽っている。
実際にスーパーの棚に米が不足している地域があり、米売り場の棚が空になった姿を見て、多くの日本人が「大変だ!米不足だ!」と騒ぎ始めている。
大手メディアは地球温暖化の猛暑による米不足だ!とか、インバウンドの増加で外国人観光客が急増しているからだ!と説明している。
そもそも米が生産されるのは毎年秋に収穫された米が徐々に市場に出荷されるのだが、2024年8月現在で流通している米の大半は2023年秋に収穫された米であり、その時の米が急に「猛暑による米不足」になるはずがない。
2023年産の米は米の生産指数で101となっており、例年平均の100をわずかに上回っており、2023年産の米は例年よりわずかに多い量の米が生産されており、そもそも生産量ベースでの「米不足」は発生していない。
一方で、「インバウンドの増加で外国人観光客が急増しているからだ!」と説明しているが、短期間しか滞在しない外国人観光客が多少増えても、日本人の主食である米が不足することなどありえない。
そもそも、日本は現在、新型コロナワクチンの大量接種により、急激な人口減少となっており、2023年には人口が50万人超減少している。
日本社会全体で人口が大幅に減少している中で、米の生産量は例年よりも若干増加している状況であり、日本経済全体レベルで米が不足するような状況は起こり得ない。
では、何故「米不足」が起こっているのだろうか?
その理由は、流通の構造的な原因か、人為的に意図的に引き起こされているか、のどちらかしか、論理的にはあり得ない。
筆者の実家は田舎の方の地域にあり、農家をやっている方が少なくないような地域だが、そこで米を作っている農家の方は「米が出荷できず、米蔵に米が大量に余っており、このままでは2024年産の新米を米蔵に保存することが出来ない」と言って、個人的に必死に米の買い手を探していることがわかった。
日本の米農家全体が、この農家の方と同じ状況かどうかはわからないが、日本政府は意図的に日本の米農家の元にある米を流通させないようにコントロールしているのではないだろうか。
現在、日本の多くの米農家が、「われわれの手元には米がたくさんある」と訴えている。
そんな状況であるにもかかわらず、何故か普段見ない、タイ米やアメリカのカリフォルニア米のような、外国産の米がスーパーの棚に並び始めている姿が報告されている。
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そもそも日本では、農家を廃業させて、その分の食料を外国から買うことが繰り返され続けている。
日本政府は年々徐々に増加する外国からの「日本国内生産を減らして、もっと外国産の農作物を買え」という要求に従っている。
日本政府は戦後、一貫して米農家には「減反政策」という政策の名のもとに米の生産を減らさせ、近年は肥料や農薬などの高騰などに対して、意図的な救済しない政策を推し進めることで多くの米農家を廃業させてきた。
そのような過去の歴史から見れば、更に米農家を廃業に追い込みたい日本政府が意図的に日本の米農家から米を買う流通を止めて、米不足を意図的に作り出し、「米不足を埋める」という口実で外国の米を買っているというのが、今回の「令和の米騒動」の真相だろう。
日本政府が農家に良いことをしたことがあっただろうか。
戦後、一貫して日本の農家をいじめ抜いてきた日本政府の新たな政策の手が打たれているのであるのであり、日本人はもうそろそろ日本政府に本気で反発しなければ、自給自足が一切できない亡国への一途をたどるばかりなのである。
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