マスク強制を実際にされたときの想定問答集、一問一答

日本が猛暑の夏を迎えてしまった。
にもかかわらず、未だに街に出ると、ほぼ「一億総マスク完全着用」状態という緊急事態が続いている。
喜んで着用を続けている人もいるようだが、周りでたまに「マスク強制に対して正当に立ち向かうにはどうしたら良いですか?という質問をたまに受ける。

そこで、「実は多くの人がマスクをしたくなくて困っている、マスクを強制されたときにはどうしたらいいですか?」という質問についてお答えしようと思う。
なお、この答えは自分がどのような状況に置かれているかによって変わるため、それぞれの状況に応じて、一問一答で答えたいと思う。

なお、この「マスク強制」に立ち向かうための基本的な法律知識や憲法知識について、下記の記事にまとめているので、併せてご確認いただきたい。

1,公道や屋外でマスク強制をされたらどうしたらいいですか?

公道は公の場である。
屋外のうち、公共の場である限りは、特定の私人が管理権限者ではないから、マスクについて純粋に法律や憲法が支配する世界である。
なので、どんな人であれ、マスクを強制する権限がない。

なので、公務員ではない一般の人に「マスクをしろ!」と言われたら、「何の権限があるんですか?あなたの行為は刑法223条の強要罪にあたります。あなたを告訴しますよ?そうなればあなたは3年以下の懲役刑が科されますが、よろしいでしょうか?」と冷静に告げよう。

万が一、公務員に「マスクをしろ!」と言われた場合には、上の強要罪に当たることに加えて、「あなたは公務員という立場を利用して国民である私に対し、法律の根拠なしに違法行為を行っている自覚はありますか?あなたの行為に対して国家賠償請求をさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか?」と冷静に告げよう。

2,店やスーパーなどでマスク強制をされたらどうしたらいいですか?

店やスーパーなどは特定の私人が管理権限者となっている。
私人と私人との間の関係は、民法を中心とした自由契約が原則となる。
なので、店側の私人が「私の店ではマスク着用をお願いします」と定めると、原則は店が定めたルールに従わなければならない。

これに対してあなたは「何故マスクを着用する必要はないだろ!」と反論することができる。
自由契約の原則があるため、「なんでそんな不当な強制をするんだ!撤回しろ!公序良俗違反だ!」と主張することができる。
だが、残念なことに、あなたはこの反論を店側の支配人あるいは社長に対して反論しなければ意味がない。
あなたが反論した相手が単なる従業員やバイトの場合、彼らには決定権限がない。
決定権限がない彼らはただただ忠実に「マスクを着用してください。そのようにお願いすることになっています。」というしかないので、あなたは彼らにそう言われ続けるだけだ。
それに対して、腹を立ててはいけない。
彼らは従業員やバイトとして社長に従わざるを得ず、逆らえば首を切られてしまうのだ。
なので、「逆らえば首を切られてしまうから仕方なく奴隷的に『マスクしてください』と言い続けるしかない」従業員やバイトの人を責めるのは妥当ではない。

なので、店やスーパーなどで「マスクをしてください」というのに抗いたい場合は「責任者を出せ。社長を出せ」と言って、責任者や社長に対して「なんでマスク着用のような不当な強制をするんだ!撤回しろ!公序良俗違反だ!」と主張しよう。

なお、この当たり前すぎるやり取りが通じない不合理な者の数が少数派になれば、自然とそういった理不尽な主張をする店は少なくなっていくはずである。
しかし、今のところ日本ではそれが期待できないというのが現実である。

3,上記の主張が通じない相手がいます!どうしたらいいですか?

あなたの気持ち、とてもよくわかります。
法治国家の常識を突きつけても、全く理解を示さない人が居ます。
それは、法治国家を理解していない人か、法治国家を放棄し、グローバリスト共産主義に傾倒し、グローバリストが独裁的に決定したワンルールのみが正しいと信じる人か、どちらかだ。
どちらにせよ、まともな対話ができない相手であり、あなたがどんなに説明しても聞く耳を持たない人なのだ。
残念ながら、こういう相手の考え方を改心させるのは不可能に近い。
よって、相当の覚悟をもって挑むか、相手にしないように立ち去るかは、あなたの自由である。

以上、検討を祈る!

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