地震発生のメカニズムにプレート説がゴリ押しされ、それにしがみつく地震学会と、それにほくそ笑む世界の支配者たちの構図
地震がなぜ発生するかについての説明をテレビや教科書などで見たことはないだろうか。
いわゆる、プレートと呼ばれる塊が押しあったり、引き合ったりすることによって地震が発生することが説明されている。
これは地震が発生するメカニズムをプレートで説明する「プレート説」と言われる説で、1970年頃に突如として現れ、現在では地震学会でプレート説以外の説を唱える者は異端者として扱われるようになった。
突如として1970年頃に現れたプレート説を一信に信奉するようになった地震学会は、「プレート説ありき」で地震について調査・研究するようになってしまった。
筆者が学生の頃、某大学の工学部建築学科に所属していたのだが、地震工学は建築学科に所属しており、すぐ近くに地震学を研究する研究室があり、彼らがどのように地震について考え、研究しているかを見てきたが、学生当時のときに筆者は「大学における学問の大前提が彼らには欠落している。なぜ彼らは小学生のような初歩的な欠陥をそのまま放置し、その欠陥に目をつぶって研究を押し進めるのだろうか?」という疑問を抱いたが、今はその疑問は確信へと変わっている。
今回は地震に関する物理学者としての視点を語ると共に、地震をプレート説で説明することが横行する地震学会の事情や、それにまつわる世界の支配者たちの都合について解説する。
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