ミスインフォメーション/誤情報やディスインフォメーション/偽情報の取り締まりが行われるとどうなるか

WHO世界保健機関が進めるパンデミック条約/パンデミック合意の締結とIHR国際保健規則の改定について議論されるときに良く出てくる、「ミスインフォメーションやディスインフォメーションの取り締まり」の話が出てくる。

ミスインフォメーションとは日本語で誤情報のことで、ディスインフォメーションは偽情報のことだ。
つまりこれらは文字通りの意味は誤った情報と偽の情報のことだ。

2024年2月27日の超党派WCH議員連盟の会合において、厚生労働省の役人が「ミスインフォメーションやディスインフォメーションを取り締まる趣旨は透明性を高めるためだ」と説明しているが、その説明自体が全くの嘘なのである。


情報には様々なものがある。
どの情報が本当で、どの情報が誤りで、どの情報が偽物で、どの情報が嘘かを判断するのはとても難しい。
ある人にとっては本当であっても、ある人にとっては都合が悪いから誤りだと判断する場合もある。

「AくんはB子さんのことが好きだ」という情報があったとする。
B子さんはAくんのことが好きで、かつ、B子さんはAくんが自分のことを好きだと思っているとすると、B子さんには本当の情報だ。
だが、Aくんは別にBさんのことが好きではなく、単なるうわさから発生した話だとしたらAくんにとっては誤った情報だ。
さらにややこしいことには、しばらくの時間が経ったのちにAくんがB子さんのことを好きになってしまったとしたら、Aくんにとっても本当の情報になる。
このように、情報というのは時間の経過と事実の変化によって、いくらでも変化しうるのであり、本当の情報か、誤った情報かを判断するのは難しいのだ。

これが薬やワクチンの話になれば、当初は問題がないと思われていたとしても、のちに危険性が認められることによって、「安全だ」という情報は正しかった情報から、誤りだったという情報に変わる。
一番問題なのは、歴史的に製薬会社は政府と癒着することによって、「実際には危険な薬やワクチンをわざと危険性を隠して『安全だ』という誤情報を正しい情報として流してきた」という事実がある。
現在のWHOの背後には世界の製薬会社を支配している世界の支配者たちが存在している。
彼らが故意に危険なものでさえも『安全だ』という情報を現在も流し続けている現実がある。

このような状況で、WHOが「あらゆる情報が正しい情報か、あるいは誤情報や偽情報であるかを決める」となった場合には、世界の支配者たちにとって都合の良い恣意的な情報操作が行われるということになる。

これが現在議論されている、WHOが「ミスインフォメーション/誤情報や、ディスインフォメーション/偽情報を統制しようとする目的である。

そしてさらにWHOがあらゆる情報を恣意的に「誤情報/偽情報だ!」として統制できるようになると、世界の支配者たちにとって都合の良い言論ばかりが正しい情報とされ、世界の支配者たちにとって都合の悪い情報は「誤情報/偽情報」として取り締まられるようになるということなのだ。

なお、この陰謀に先んじて先日カナダでは「誤情報/偽情報を流すヘイトに対して厳罰化し、終身刑に格上げする」という悪法が提出されており、世界中の各国首脳たちはWHOと足並みをそろえて独裁体制に突き進んでいるのである。



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