【銀行員 転職】メガバンク最年少支店長がM&A専門会社に転職
メガバンクの最年少支店長は、M&A専門会社に転職
（M&Aオンラインからの引用記事です）
33歳で支店長になったメガバンク最年少の支店長が、M＆A専門会社に転職したという情報が入ってきました。その支店長は非常に優秀で、営業マン時代、数々の記録を塗り替え、最年少で管理職に昇進し、そして、わずか2年の管理職経験を経て、最年少の33歳で支店長になり非常に注目を集めた人物です。
いくつかの雑誌の取材を受けるなど期待の星だったのです。そしてその期待に応え、その支店長は自身の営業成績だけではなく、店舗のマネジメントにも優れ、自分の支店を業績表彰にまで導いた実力者。
このまま順調に出世をすれば、いくつかの支店を統括するブロック部長や、その上の役員にまで昇進するのではないかと銀行内での噂を独占した人物でした。
しかし、今年に入り、その支店長は急に辞めました。しかも、突然出社しなくなり、退職代行サービスを使って辞めたと伝えられます。
このことに、人事部をはじめ、本部の人間は騒ぎ、うわさを消すのに躍起になったのでした。
近年、この例は、極端にしても、優秀な人間ほど早く転職する傾向にあります。ではなぜメガバンクの行員の優秀な人間は転職をするのでしょうか。
メガバンクの行員が転職をする主な理由
メガバンクの行員が転職をする理由はたくさんありますが、圧倒的に多いのが給料の低さ。特にリテール業務の場合、支店長になっても年収は1500万円に届かなくなりつつあるのです。給料の改定が相次ぎ、ベース給が低くなっているのです。特に、収益を稼ぎづらいリテール部門については、その傾向が著しく、リテールに行くことは「飛ばされる」とも揶揄される事態です。
一方、商社やマスコミ、証券会社などは非常に給料が高く、その給料を求めて転職する人が多いのが現実です。もちろん高い給料をもらうためには実力が必要。そのため、優秀な行員ほど早く転職する傾向にあるのです。
また、給料だけではなく、仕事のつまらなさも転職を決断する大きな要因でしょう。リテール営業に関しては、基本的に顧客に投資信託や保険などを売り続ける業務が永遠と続く。この業務に嫌気をさして転職する人が多くなっているのが事実です。
また本部については官僚機構のようで合う人には合うが、普通の神経の人だとなかなかついていけない人が多く、本部から転職する人も多くいます。今後もこのような傾向は続くでしょう。
まとめ
今回は銀行員の転職事情について説明をしました。ひと昔前だと銀行から転職する人はほとんどいなかったのですが、今は決してそのようなことはありません。むしろ多くの人が転職を考えているのが実態となっています。
そして優秀な人ほど早く辞める傾向にあるので、今後人材の低下を危惧する人は増えています。
今もそれなりに銀行に就職したいと思っている学生がいるようですが、銀行がかつてのように人がうらやむ職場ではなくなっていることを理解しておいた方が無難でしょう。
銀行員女性の転職活動
女性銀行員の方の中には、今の職場に不満があり「転職したい」と考えている方も多いでしょう。
総合職として今後も営業でバリバリ働いていくことを考えると、自分のキャリアに不安を感じることもありますよね。
テレワークの出来る企業への転職希望者も増えています。
しかし転職は何となく不安なこともあって、「自分が少し我慢して仕事をすればよい」と自己解決していませんか？ 実は、転職活動はそれほどリスクのあるものではありません。
良い転職先が見つからなければ転職を辞めることだってできます。 まずは、自分がストレスなく働ける職場を探すことが大切です。