「ボタニカ」朝井まかて・著

「ボタニカ」朝井まかて・著 出版社 祥伝社 出版年・令和4年1月  厚み3センチで、持って読むのが重い。寒くて手を出しておくのも考えてしまう昨今 読み時をミスったか。                   しかし、朝井まかての人物表現のうまさは、司馬遼太郎に匹敵するのではと勝手に思っている。全く 牧野富太郎には、脱帽もする反面、(ええかげんにせいよ、おまえ)と本気での感想。植物好きになるつつある身としては、とてもとても偉大だと仰ぎみているのだが、生活者としては、なんだかな~である。周りに恵まれるとここまでになれ、また周りがそうしてしまう魅力があるのだろう。練馬区大泉の植物園に、行かねば。来年 朝ドラになるそうで、他の人の著作も 時間があれば読んでみたいかな。

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