「ともぐい」著・河崎 秋子
「ともぐい」著者・河崎秋子 出版社・新潮社 出版年・2023年 第170回 直木賞受賞作 「新たな熊文学の誕生!」と帯にある。「熊文学」というものがあり、その代表作が吉村昭の「熊嵐」で、その本の熱狂的ファンから勧められて読んだ。熊嵐も読んでなく、熊文学にも余り興味がなく、「すごいよ~さすが女性!」という声に押されて読んだが、いや~エグい・・・・・。主人公の「熊爪」の在り方は 魅力的であり、力強い一方、範囲の狭さと展開の仕方に置いていかれそうになる。「熊をやっつけて終わりじゃないのよ~」という彼女のおすすめポイントは、熊嵐を読んでない身には、ピンとこないが、とにかく読み終わるまで、(ウ~ン ちょっとシンドイセカイ~)であった。しかし、読んでない本が多すぎるーーーーー当たり前か
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