「じいちゃんの山小屋」著・佐和みずえ
「じいちゃんの山小屋」著作・佐和みずえ 絵・カシワイ 出版社・小峰書房 出版年・2022年6月 児童書です。舞台は四国(愛媛県)?作者の祖父がモデルとあり、向いの広島生まれの身には、限りなく身近に感じる話。それでも、トイレも風呂もない山小屋での生活は、想像外。
田舎で暮らす子供たちも、もう田舎の生活と密接ではない日常なのだというのは、実感する。畑があっても、作物をつくる人が激減。もう、サラリーマンと農業の兼業も少ない。高齢者に括られる人たちしか、野菜を作るなどのしていない。花作りはあるけど。ただ、害獣が多くて、それの対応につかれるから、作るのをやめてしまうのだよね。この本とは関係ない話です。ー閑話休題ー
このおじいちゃんが超魅力的で、この本で田舎の暮らしのだいご味を少しでも感じてもらえると嬉しい。毎年夏か5月の休暇に来る、まだ幼い孫たちが、どれくらいになるまで、コンビニまで40分の暮らしを愉しんでくれるのか、またいつまで田舎の暮らしが持つのかも見通せない時代だけれど、今を楽しんで、あきらめずに生きていこうかな~