パラグアイのマテ茶文化
マテとは?、またパラグアイ特有の文化であるテレレについては別の記事で紹介しました。
今回はマテ・テレレの作り方、アレンジレシピについてお話しします。
準備するものは以下の通りです。
マテ・テレレの容器(コップ:グアンパ、ストロー:ボンビージャ、水やお湯を入れるボトル)
マテ茶葉
オプションでyuyoやフレーバーとなるもの
お湯または冷たい水
グアンパの6~8分目ほどまで茶葉を入れる
ボンビージャを差し、グアンパの中で山⛰をつくる
ボンビージャの根本にお湯/水を注ぐ
マテの場合は熱さに気を付けながら飲む
これでマテ茶名人!!と言いたいところですが
美味しく飲むためには少しコツがいります
☺お湯の温度は50-70℃
☺常温の水は美味しくありません。笑
☺茶葉の山⛰をつくり、少しずつ茶葉を湿らせて飲む
この茶葉を少しずつ湿らせて飲むというのが何よりも大事です!
一度に湿らせると、茶葉の成分が一気に抽出されて苦ーい味になります。
なので、パラグアージョたちは注ぎ口が細いポットを使っています。
日本マテ茶協会では「マテ・ティー」と呼ばれる飲み方が紹介されていました。この飲み方は初めて知りましたが、マテ茶にモモなどのフレーバーを付けたティーパックは販売されています。日本の紅茶パックと同じように1っ杯ずつ飲むことができます。
また「Cocido: コシード」と呼ばれるマテ茶を炒った茶葉がパラグアイでは販売されています。
現地のスペイン語の先生がコシードについて説明してくれたのですが、炭と一緒に焦がしたものを飲む?!と今よりも覚束ないスペイン語での理解では恐怖の飲み物でした。
実際に飲んでみると、コーヒーのような(マテ茶:カフェイン+焙煎)風味で美味しいです。
販売されているコシードは、コーヒーのように溶かすタイプとパックになっているものがあります。自分でコシードをつくることも可能です◎
伝統的な作り方は、炭(薪)を使います。
フライパンに薄く広げられるほどのマテ茶葉を広げます。
そこに熱された炭(BBQで使う炭と同じ)を1本または2本入れ、スプーンで茶葉を炭にかぶせて風味を付けます。
全体的に色が茶色になったら完成です!
炭が無くても、フライパンで焦げないよう炒ってつくることができます。
このコシードは牛乳と飲むのが一般的で(カフェラテのような感覚)、コシードをつくる際に茶葉に砂糖を混ぜてつくる方法もあります👌
コシードの飲み方は、お湯かミルクで飲みます。
ミルクで飲む場合は、
①先にお湯に抽出して温めたミルクと合わせる飲み方
②ミルクにコシードを入れて煮だす(チャイ方式)
と好みに合わせて作ることができます。砂糖はあったほうが美味しいです😋
ぜひお試しください!