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パラグアイのマテ茶
マテ茶ー名前に聞き覚えがある人もいると思います。
日本でも2018年ごろまではペットボトル飲料で販売されていました。
そもそもマテ茶って何でしょう?
マテ茶は主に南米大陸南東部地区(アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ)で生産されている飲料で、モチノキ科の潅木(かんぼく)の葉や枝を乾燥し、粉砕、精製したものに熱湯を加えて飲用します。パラグアイのグァラニ族が、活力を与える不思議な木として飲用を始めたことが起源とされていて、ミネラル、特に鉄分とカルシウムの含有量が高く、ビタミンはAとBを多く含んでいます。葉緑素も豊富に含むことから、通称「飲むサラダ」と言われています。
日本マテ茶協会のサイトには、マテ茶の販売店や神話なども書いてありとても面白いです。
このマテ茶を飲むときに「グアンパ」と呼ばれる容器と「ボンビージャ」と呼ばれるフィルター付きの金属ストローを使います。(このセットで「マテロ」と同僚は呼んでいます)
マテ茶(yerba mate)と好みのトッピング(yuyo, medio)をブレンドして飲むのが現地の飲み方です。このyuyo(ジュージョ)を入れることで味も変わり、体調に合わせて色々みなさん変えられています。
そしてパラグアイだけのマテ茶文化が、「テレレ:Terere」です。
マテ茶はお湯で飲みますが、テレレは冷たい水で飲みます。
名前の由来はパラグアイの先住民であるグアラニー族の、グアラ二ー語から来ています。飲み干すときの喉が鳴る音から、テレレという名前になったそうです。
パラグアイに来て驚いたのが、最低1人1つはマテ・テレレセットを持っていることでした。10歳頃から飲み始めるそうです(それまでは熱さに慣れなかったり、親の方針で飲ませないことが一般的なようです)
家族に教えてもらったり、自分で好みの味を探しながら・・・
日本のお茶みたいなものでしょ?と聞かれるのですが文化として(最近は飲む人も減ってきているそうですが)とても深いと感じています。