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仕事や家事の合間に!|目の疲れをケアする方法

現代人にとって、パソコンやスマートフォンを使う時間が長くなり、目の疲れを感じることが当たり前になっています。目の疲れは、肩こりや頭痛、集中力の低下など、体全体に悪影響を及ぼします。

整体師としてお伝えしたいのは、目の疲れを放置しないことが心身の健康を守る第一歩ということ。今回は、簡単にできる目のケア方法を5つご紹介します。どれも短時間で行えるので、ぜひ取り入れてみてください。



1. 温冷タオルで血流を促進する

目の周りの血流を改善することで、疲れや緊張を和らげます。

方法

  1. 温かいタオル(電子レンジで30秒ほど温めたもの)を目に当て、1分間リラックス。

  2. 次に冷たいタオル(冷水で濡らして絞ったもの)を目に当て、30秒キープ。

  3. これを2~3セット繰り返します。

ポイント
温冷刺激で目元の血流が促進され、目の奥の疲労感が軽減します。寝る前や仕事の合間に行うのがおすすめです。


2. パームアイ(手で目を温める)

手のひらの温かさを利用して目をリラックスさせる簡単な方法です。

方法

  1. 手をこすり合わせて温かくします。

  2. 手のひらで目を覆うように当てます。

  3. ゆっくりと深呼吸をしながら、1~2分その状態をキープ。

ポイント
手のひらの温もりが目元を包み込み、リラックス効果が得られます。目を閉じていても良いですし、手のひらと目の間に少しスペースを作り、暗闇を見つめたり瞬きすると心も落ち着くので、個人的にオススメです。


3. 目のストレッチで筋肉をほぐす

目の周りの筋肉を動かすことで、緊張を解きほぐします。

方法

  1. 目だけを使って、上下、左右に動かします。各方向にゆっくりと5回ずつ。

  2. 次に、時計回りと反時計回りに目をぐるっと回します。これも5回ずつ行いましょう。

  3. 最後に、遠くを5秒見つめた後、近くの指先を5秒見つめる「遠近運動」を5回繰り返します。

ポイント
目のストレッチは、画面に焦点を固定し続けることで固まった筋肉をほぐす効果があります。


4. ツボ押しで疲れ目を和らげる

目の周りには、疲れを軽減するツボがいくつかあります。

おすすめのツボ

  • 攅竹(さんちく):眉頭のくぼみ。親指でゆっくり押して、5秒キープ×3回。

  • 晴明(せいめい):目頭の少し内側。人差し指で優しく押し、5秒キープ×3回。

  • 太陽(たいよう):こめかみのあたり。中指で円を描くように5回ずつマッサージ。

ポイント
強く押しすぎないようにし、心地よい圧で行いましょう。目元だけでなく、全身のリラクゼーション効果も期待できます。


5. 画面を見る時間を制限する(20-20-20ルール)

デジタルデバイスを使う時間が長いときは、定期的に目を休めることが重要です。

20-20-20ルールとは:

  • 20分ごとに画面から目を離し、

  • 20フィート(約6メートル)先を、

  • 20秒間見つめる。

ポイント
これだけでも目の緊張が緩和され、目の乾燥や疲れを防ぐことができます。デバイスを使う前にタイマーを設定しておくと便利です。


疲れ目ケアを習慣にするコツ

  • 毎日1つのケアから始めてみる。

  • デスクや寝室にタオルや目薬を常備しておく。

  • 目の疲れを感じたらすぐに行動する。


まとめ:目のケアは全身の健康につながる

目の疲れは、放置すると全身の不調につながることもあります。今回ご紹介した方法はどれも簡単で、忙しい方でも取り入れやすいものばかりです。

私自身は仕事の合間は2と3を同時に行なって、仕事終わりに疲れが残っていたらタオルのケアを行うことが多いです。

無理なくできるものから始めて、日々の生活に「目をいたわる時間」を加えてみてください。それが、あなたの心と体の健康を守る第一歩になります。

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