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アフリカ①
アフリカの国々は50か国を超すため、何回かに分けて書きたいと思います。
①エジプト=アラブ共和国(カイロ)
アラブ人、アラビア語、イスラム教の国。1922年にイギリスから独立した。1956年にスエズ運河を国有化した。アスワンハイダムを利用した、灌漑などがある。スエズ運河による収入や、観光・石油の産業に依存している。「アラブの春」で独裁政権が崩壊した。
②リビア(トリポリ)
エジプトの西。アラブ民族/ベルベル人、アラビア語、イスラム教。1949年に独立。地中海に面しているため、地中海式農業も行われている。(オアシス農業もあり)アフリカ最大の石油埋蔵量のある国でもある。
③チュニジア共和国(チュニス)
リビアの北西。アラブ人、アラビア語、イスラム教。フランス保護領となっていたが1956年に独立。海岸のところは地中海性気候で、小麦・葡萄・オリーブ・野菜などが生産される。鉄鉱やリン、石油などにも恵まれる。
④アルジェリア民主人民共和国(アルジェ)
モロッコの東にある国。アラブ/ベルベル人、アラビア語、イスラム教。1962年にフランスから独立。北部は地中海式農業に対して、南部はサハラ砂漠となっている。そのなかで、石油が見つかったため、経済は石油に依存する形となっている。
⑤モロッコ王国(ラバト)
アフリカの北西の端に位置している。アラブ/ベルベル人、アラビア/ベルベル語、イスラム教。1956年に独立した。産業は様々あり、小麦・かんきつ類・野菜・リン・コバルト・石油・観光・漁業。
B西サハラ(ラーユーン)
モロッコの南西にある。アラブ/ベルベル人、アラビア語、イスラム教。産業は、遊牧・オアシス農業・漁業・リン。
⑥モーリタニア=イスラム共和国(ヌアクショット)
西サハラの南で、モール人、アラビア語、イスラム教。1960年に独立した。鉱業・漁業の国である。
⑦マリ共和国(バマコ)
アルジェリアの南西にある国。マンデ系でトゥアレグ人が多い。フランス語でイスラム教の人が多い。1960年に独立した。綿花・落花生・牧畜・金などの産業がある。
⑧ブルキナファソ(ワガドゥグー)
マリ共和国の南。モシ族、フランス語、イスラム教の人が多い国。1960年に独立した。金・アワ・トウモロコシ・綿花・ゴマの産業が多い。
※地理用語集を主に参考にしています。