仏大統領選とカスレの日曜日
ボンジュール!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。
今日はお隣の国フランスの大統領選、決戦投票でしたね。直前の調査で予想された通りマクロン現大統領が再選。フランスの有権者はマクロン候補を選びました。
引用:https://youtu.be/9Q9v_Z6K4y0
ポリティコの直前の調査よりさらに少し積み増したようです。一方でマクロン大統領は2007年より得票率を下げています。
引用: POLITICO French presidential election runoff: What POLITICO’s Poll of Polls is saying
ウクライナ情勢ではプーチン大統領との近さが懸念されて不利でしたが、国内政策では必ずしもマクロン大統領の政策や成果に満足していない人も多かったようですし、だから初回投票ではfar leftの候補が猛追してルペン候補に迫った経緯もあり、庶民の日々の生活をみてくれないという不満に「母親のように」よりそい年金問題、購買力などにフォーカスしながら選挙戦を戦ったルペン候補がどこまで票を伸ばせるのか注目されていました。ドイツ政府は、EUインテグレーションを進めるマクロン大統領が再選されてホッとしているでしょう。
ここでご紹介したいのはチェチリアさんのブログ。フランスの大統領選挙投票についてレポートしてくださっています。とても興味深いので是非ご覧くださいませ。
チェチリアさんのパリライフ、あるいはニースだったり色々ですが素敵な日記なのでいつもフランスに行ったつもりになれて楽しみに拝見しています。
マクロン大統領の勝利宣言演説を英語同時通訳ですがざっと聞きました。
引用:https://youtu.be/9Q9v_Z6K4y0
取り掛かる政策についてもざっと触れていましたが、私が注目したのはエコロジーというキーワードを前半、後半で繰り返したこと。気候変動対策に敏感な若い世代、そして消極的支持の人々への配慮だなと思ったのと、演説の構成で白票、棄権、ルペン候補に入れた方にそれぞれ呼びかけていったこと。なぜ自分を選ばなかったのか皆さんの思いを受け止めた上で、フランスの代表である皆さんの大統領になりますという趣旨の言葉を丁寧に続けていたこと。
不満を受け止めつつリーダーとしてまとめたいという意志を明らかにした構成のスピーチで非常に練られていました。
さてお隣が選挙で盛り上がっているので、本日はおフランスの料理に。数種類のお肉と豆を煮込んだカスレを作りました。
白い豆、ヴァイセ ボーネンを前日忘れずに水に浸しておき、茹でて下準備です。
コンフィというような気の利いたものはございませんが鴨のもも肉を用意。その他牛、羊のソーセージを用意しました。お肉セレクトをドイツ人に任せたらこういう状態に。
その他玉ねぎやにんじんにトマト、ガーリックやハーブを使います。
色々煮込んで完成です♪
美味しくいただきました。☺️
よしおさんの本日のワインはやっぱり🇫🇷で。プロヴァンスのバンドール赤ワイン 2016 (ムールヴェードル)
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
ウクライナに早く平和が戻りますように。🙏
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊