タウヌス山地のリーメス街道
グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日は祝日でして、お天気もよく電車でフランクフルト北西部にいき、タウヌス山地の森を20キロ少し歩いてきました。
ここはユネスコ世界遺産のリーメス街道の一部でもあります。ローマ帝国時代の紀元1世紀末、「蛮族」で敵対的なゲルマンの部族からライン川やマイン川土地を守るため、リーメスと呼ばれる国境防衛施設が建設されました。砦や監視塔、防御壁が全長550キロ続く壮大な防御線です。リーメスゲルマニクスはこちら
リーメス街道はただまっすぐ防塁があった場所の道が続くだけでドラマティックさはあまりないのですが、
ところどころ砦や塔の再建がされていたり、発掘された場所に解説があったりします。ハイキングコースやサイクリングコースにもなっていて、今日もたくさんの家族連れや友人グループの皆さんとすれ違いました。
タウヌスの森をときにアップダウンでひいひい言いながらハイキング
おやつも食べませう。
タウヌス山地はTaunusquarzit タウヌス珪岩という岩が突き出していて侵食した独特の景観が見られます。全体的には灰色ですが、石英成分の白が入ってマーブル模様のように見える箇所も。
この地にはケルト民族の集落跡があるのですが、巨石文化のケルト人にとっても不思議な霊的な土地だったのかもしれません。
よしおさんが拾ってくれた石英
途中数あるハイキングルートを地図と実際の目印や標識を見比べながらぐるりと周遊して元の場所に。
最後はかなりくたびれましたが、運動と森のよい香りがよいリフレッシュになりました。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊