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素晴らしき哉、おでん。

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。

今日はどこにも出かけず、一日家でのんびりしておりました。

今日は紀文サマのお世話になり、今シーズン初おでんを楽しみました。

やはりおでんは練り物がないとです。紀文よ今夜もありがとう。

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おでんの香り(練り物からくる魚と出汁の煮込んだ匂い)が苦手なドイツ人もいますがよしおさんは大丈夫。むしろ大好き。久々にエンジョイしておりました。

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たくさん作ったので、もう一日楽しめそうです。

本日のよしおさんが選んだワインはフランスの赤ワイン。ボルドーのサン・テミリオン 2010(メルロ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンなど)でした。おでんに赤ワイン、昨日はリゾットにバナナ生寿限無日本酒を合わせて週末とてもご満悦のよしおさんです。

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最後に本日の独コロナアップデートをご報告。


ドイツのコロナアップデートですが、今日は新規感染者数は2万人を下回り1万5,741人。


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11/22 RKI Covid-19 Daily Situation Report より

前日までのグラフをみると指数関数的な増加にはなっていません。

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でもR値は4日平均も7日平均も1以上で感染拡大傾向は続いています。

今の数字は2週間前の過去の感染をみているわけですが、冬は感染者が多くなるのはウイルスが生きやすく、人間の免疫力は下がる季節に当たり前のことだそうなので、部分的ロックダウンをしてもなかなか簡単には抑え込めないのかもしれないのですがなんとかあまり増えないように願うばかりです。

このようにドイツでは新型コロナ感染拡大が続いているので封じ込め策としてロックダウンがとられたままであり、連邦政府は12月もこの規制を延長する方向を検討しています。

しかしこのような制限をこれを不服としてQuerdenkenという団体が各地でデモを繰り広げており、不満に思う人もいます。しかし全国民のうねりとまではなっていません。首都ベルリンでも日曜日に行われたのは1000人規模のもので小規模です。

規制に反対する人たちの中にはかなりのフラストレーションをかかえる人もいるらしく、ハノーファーでコロナ規制に反対するQuerdenken主催デモに参加した女性が自らをSophie Schollのような気持ちで活動と発言し物議を醸しています。 スピーチはツイッターで130万回再生されました。

Sophie Scholl ゾフィー・ショルはナチスドイツに反抗するレジスタンス活動に身を投じ、ナチスに国家反逆罪で処刑された女性です。

そのためゾフィーの気持ちであるというこの22歳女性のスピーチは非常に聴衆の感情を揺さぶる強い言葉としてSNSで拡散されました。

ゾフィー・ショレが身を投じた「白バラ抵抗運動」はナチスが合法的に政権を奪取し、ほぼ選択肢がないとはいえナチスに熱狂した苦い記憶をもつドイツ人にはドイツでも命を賭して非武力でレジスタンス運動を行った彼らの勇気は賞賛されています。

やや感傷的に書かれていますが、ショレの活動と運命について日本語の解説があるので興味のある方はご覧ください。↓

http://www.newsdigest.de/newsde/features/1016-die-weisse-rose/

ハノーファーでたとえ少ない参加者の前で話しても(それがどの程度現場で受け入れられたのかは別に) ネットでバズるとたちまち百万人に到達するのが現代。連邦政府のマース外相も反応し批判コメントを出しました。女性としては社会的影響を及ぼし閣僚にコメントさせたのですからしてやったりなんでしょうね。

ゾフィー・ショルと自分を比較する人たちはナチスに対して態度を示すのに必要な勇気をあざ笑うかのような行為で、これはホロコーストを矮小化し耐え難い歴史の忘却を示すもの、コロナの抗議とレジスタンスの戦闘員を結びつけるものは何もない と強調しています。そのツイッターにいいね!がつけられたり、批判、揶揄するツイッターがつけられていてカオスです……。

ただコロナだから燃えているというより、政治のテーマで激しい応酬というのはいつものドイツらしい正常運転とも言えます。

ただ今後このような反対運動がどう発展して世論を形成していくのか注意は必要のよう。非常にストレスを感じている層がいるのは確か。すでに他のテーマでストレスを感じている勢力とつながる可能性もありますから。

早く規制がとれればよいですが、冬はこれからが本番…。過度の期待はせず、健康に淡々と過ごしたいと思います。

社会的なインパクトとしてワクチンは効果が現れるのは早くて来年の春になりそうですから、ロックダウン効果ないなんて言ってドイツ人の好きなスキー休暇(12月、1月、2月)に行きだしたらまた昨年と同じことを繰り返すのは明らかです。あのときは家族や若者同士で国外スキーリゾートに出かけてクラスターが発生し、家庭、学校、職場に持ち込むパターンでした。それまでに医療システムが崩壊しないようにしないと…。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊

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