見出し画像

有馬Day2 学びながら歩く筆屋道トレイルで自然満喫!有馬富士と泉源めぐり

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。

今日は秀吉が紅葉を愛でたという瑞宝寺(今は公園)から筆屋道トレイルを歩きました。かなり石がゴロゴロして冒険気分。

瑞宝寺公園は太閤が碁を打ちながら一日紅葉🍁を愛でた逸話が残っています。


歩いたのは癒しの森と呼ばれる二次林(植林) が多い場所です。江戸から明治になり、山が急に開かれて禿山の姿になったのを明治後半から植林し森に戻したとありました。掲示板に当時の山の無惨な姿と植林する整地される写真がありました。(明治36年)の近代化で神戸の都市部に人口が流入、様々な用途で木材が伐採されたのでしょうね。

ちなみに明治36年の有馬温泉の様子が偲ばれる写真を見つけました↓

https://web.pref.hyogo.lg.jp/archives/c582.html


筆屋道のハイライト、「有馬富士」が見えるスポットに到着した頃は小雨もやみ、大変綺麗でした。標高は低いのですが形が良く朝霧では海に浮かぶようにみえたことから有馬富士🗻として親しまれている山が正面に見えました。その昔小野小町も歌に詠み、太閤さんもあちらに舟をもてと言ったとか。

ちなみに筆屋道は(魚屋)トト屋と違い筆を運んだ道ではなく有馬の名産でかつて筆屋が多く軒を連ねていた歴史からつけられた名前でした。よい竹と獣毛(鹿、狸、狐)が手に入り、湯治客人の需要から筆屋さんが多かったそうです。お店があったのですが火曜日は定休日で残念。外から拝見しました。

温泉地としての有馬は古くから知られていましたが、奈良時代の行基、そして秀吉のおかげで広く知られるように。特に秀吉は何度も訪れたお気に入りの場所。太閤の石の碁盤などゆかりのものがありました。

有馬が色々太閤さんびいきなのはなぜだろうかと不思議でしたが、歴史をみると秀吉が大火で荒廃した有馬を再興したからのようです。


午後は有馬温泉街に戻り泉源めぐりです。有馬はサイダー発祥の地でかつて「毒水」と言われた炭酸水に砂糖を入れたものが最初とか。その炭酸泉源と呼ばれた場所には飲料としてのめる蛇口があったものの今は故障中。でも昨日ホテルでサイダーを飲んだので問題なし!お祭りで飲んだ瓶サイダーの味がしました。君がいた夏は遠い夢の中ですから郷愁を覚えます。

水飲み台は「故障中」衛生管理面で色々あるのかと想像
ありまサイダーてつぽう水と勇壮なのは富国強兵の明治らしいネーミング?

いくつか温泉の泉源をめぐりました。鉄分を多く含み赤くなる金泉と透明な銀泉両方あるのが有馬の特徴です。泉源近くは熱湯が流れて湯気が出ている場所も。

忘れないように母にお土産も。

同僚にはお香セットを買いました。よしおさんはクラシカルな沈香が気に入ったそうでプレゼント。

よしおさんは色々なソフトクリームがあるのに昨日と同じ抹茶バニラを食べ、今日飲むんだ♪と有馬ビール(黒)を買ってご満悦のよしおさんでした。

大阪出身ながら今回初めて訪れた有馬を二日間満喫しました。明日は大阪へ戻ります。そろそろ旅も終わりが近づいています。


それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊

いいなと思ったら応援しよう!