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ドイツコロナアップデート〜強めロックダウンの延長 2021/01/05

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。12/16から1/10までの区切りで強めロックダウンをしていたドイツですが、本日予定通り開かれた連邦政府と州政府の会合で延長が決定されました。多くの店舗は閉まったまま、また学校や幼稚園も閉鎖が継続されます。

現在はこの状況で、連邦政府の保健相も州政府首脳も延長を匂わす発言をこれまでしていたので国民には驚きなく受け止められている印象です。

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1/5 のRKI Covid-19 Daily Situation Report

さて本日その連邦政府と州政府が合意した延長措置の内容が緊急警報アプリ(NINA)でプッシュ通知されてきたので概要をご紹介しますね。NINAはコロナだけでなく災害やテロなども想定した政府系機関がリリースしたものです。

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コロナタブがついていて、最新情報を教えてくれます。私はプッシュ通知をオンにしているので、ポップアップでお知らせがきました。

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お知らせはざっくりとこんな内容でした。


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パンデミックを抑えるため現在行われている制限は、1月末まで延長

メルケル首相と州首相は新年最初のバーチャル会議で、パンデミック関連の規制を今年1月31日まで延長することで合意

目標は10万人の住民あたりの新たな感染症の発生率を7日間で50以下に抑えること

連邦政府と各州政府は、すべての国民に対し、接触を最小限にとどめ、可能な限り自宅で過ごすことを緊急に要請

プライベートな集まりはさらに制限。地域的に発生率が高い場合は、移動半径も制限

住民10万人あたり200件の新規感染の7日間の発生率を超える地区については、各州政府は正当な理由がない限り、特に居住地周辺の移動範囲を15 kmに制限する措置を講じる

コロナウイルスに対するワクチン接種
開始された予防接種については、連邦政府は、現場での確実なスケジュール管理を可能にするために、製造業者の報告書に基づいて、信頼できる納期を各州に提供する

遅くとも2月中旬までには、入院治療施設の入所者全員が予防接種の申し出を受けられるようになる

2021年の第1四半期(1-3月) には、さらなるワクチンが承認され、その後のさらなるワクチン接種量の納入が期待される

連邦政府と州は、保育施設や学校の運営が、教育や仕事と家庭生活の調和のために最も重要であることを強調している。がこの分野では2020年12月13日の決定に従って引き続き各州がとった措置も1月末まで延長されなければならない

連邦政府は2021年に児童傷病手当を親1人につき10日分(ひとり親は20日分)追加支給することを法制化、また、この資格は家庭での保育が必要になった場合にも適用

連邦政府と各州政府は、老人ホームや介護施設で包括的な迅速検査を実施するためのボランティアを募集する取り組みを発表

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でした。なかなかワクチンの接種は特に施設でなく独立して暮らしている高齢者はホットラインの電話がつながりにくくアポイントをとるのが一苦労といった様子がニュースでもやっていたのでワクチン戦略の行方に注目です。児童傷病手当のお金を出す、しかも家庭で保育する場合に適用するというのは日本にはない発想だなと感じました。ボランティアを募るのも膨大な作業量なのに何よりスピードが優先されるという難しいタスクの中の苦肉の策なのでしょうね。

ところでNINAのこのお知らせの下に、接触アプリに新機能!とあったので早速アップデートしてみました。

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たとえば初期画面はこんな感じですが(こちらは英語表記可) 

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その下にContact Journal といって14日間の接触した人、行った場所を記録できる新機能が出来ていました。ユーザーのよくある質問に答えたらしいです。

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この記録はスマホに保存され、サーバーではないこと、16日間後に消去されること、また任意で保健省にデータを送れることが特徴です。

もう最近では出社くらいで書くイベントもないですが…せっかくなのでそれ以外のイベントがあれば書き込もうと思います。

アプリはこの他データ寄付アプリと3種類インストールしていますが、引き続き利用していくつもりです。

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寄付はリリース直後からでもう271日に。

長丁場の戦いですな…。

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊


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