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サクラサク。

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今週前半は春爛漫の気持ちのよいお天気で、日中は20度を超えました。外を歩いていると、あまりに気持ち良いからか、アインファッハ、ガイル!と言ってました。マジ、ヤバイ(くらい気持ちいい)くらいの意味です。あまり品はよくない(セクシャルな含意も) ので、外国語としてのドイツ語話者とよいこのみんなは使わないほうが無難です。私は使いません。

しかし…どうしても言ってみたい場合は(笑) 連発すると大人は語彙力のない人扱いになるため、ここぞというときにピンポイントでガイル!(最高!)とお使いください。😁

さて今日の陽気で桜の木も開花しました。心が洗われますね。日本の曲線を大事にする枝ぶりではないものの、やはり見ると嬉しくなります。

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幸いドイツには、梅やさくらんぼ、アーモンド、リンゴの果樹が庭のある家庭によく植えられていてサクラのような雰囲気の木がたくさんあります。濃いピンク、淡いピンク、白と濃淡はありますが、真っ青な空を背景に可憐な花が一気に咲いているのを散歩しながら眺めるのが私のドイツのお花見です。この数日は20度から23度まで日中気温が上がりそうで、これはシュパーゲルも一気に伸びてきそう😋

さて今週はこの本を読もうと思います。導入部と目次をみて、意図や構成がしっかりしており細野さんが覚悟をもって入念に準備し、おそらく相当苦しい思いで書き上げたのだと感じ、読み進めようという気になりました。

Amazonの内容紹介より

東京電力福島第一原発の事故から10年。原発事故収束担当大臣として現場と対峙した細野豪志が、改めて当事者たちを訪ねた。
原発処理水、放射線、健康影響の科学的根拠
原発、そして隣接自治体の今――。
現場から集積した圧倒的なファクトを気鋭の社会学者・開沼博と共に読み解く。
◎主な登場人物
田中俊一(初代原子力規制委員会委員長)
近藤駿介(元原子力委員会委員長)
磯部晃一(元陸上自衛隊東部方面総監/陸将)
森本英香(元環境事務次官)
佐藤雄平(前福島県知事)
遠藤雄幸(福島県川内村村長)
渡辺利綱(前福島県大熊町長)
緑川早苗(元福島医科大学内分泌代謝専門医)
竜田一人(『いちえふ福島第一原子力発電所労働記』作者)
遠藤秀文(株式会社ふたば代表取締役社長)
南郷市兵(福島県立ふたば未来学園高等学校副校長)
大川勝正(株式会社大川魚店代表取締役社長)
林智裕(福島県出身・在住ジャーナリスト)
<目次>
はじめに 歴史法廷での自白 細野豪志
第1章 最前線の闘い
第2章 10年たった現場へ
取材構成者手記 林智裕
第3章 福島のために、わが国が乗り越えるべき6つの課題
編者解題 開沼博
おわりに 自己事故調がなし得たこと 開沼博

各章を対話としていることにも注目しています。対話は価値観を全く同じにしたり、論破したりするものではありません、また対話はときに痛みを伴います。様々な立場の方、表面的な上滑りの言葉でゴマカシがきかない人たちとの対話は相当なエネルギーを費やしてあたられたのではと想像するので、話の展開が気になります。

また原発事故にまつわる問題や課題のあれこれは政治家としては上手に流した方が票を失わない現実があります。

でも細野さんはスルーしていない。

正直細野さんのことは(ご本人の話を聞かないままこちらのイメージで)今までナナメに見ていたので、反省してまずは読んでみようと。最後にある6つの課題は処理水、甲状腺検査、食品摂取基準など難しい問題ばかり。細野さんがどう述べられるのか楽しみです。

本の存在は知っていましたが、今回ちゃんと読んでみようかと思ったのは細野さんご自身の語りを聞いたため。田村淳さんとの対談です。動画で政治家を生業(なりわい)にしたくなかったという細野さんが中身で勝負しますとおっしゃった本を私も思い込みフィルターをなくして読んでみます。


それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊





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