トマトとタマネギのサラダ
今日は簡単にアーベント・ブロートにしました。夜のパンが直訳。チーズやハムをパンにのせて生野菜をトントンで簡単に済ませる食事です。カルテス・エッセン(冷たい食事とも) 夜を手早くすませるのはドイツの伝統。
今日はクワルクを練り込んだ(ドイツにしては)柔らかい食感のパンです。外側が固くいつも親の仇!くらい気合を入れないといけませんが今日のはスースー切れました。
チーズはコンテに、バター、ガチョウのラード。ドイツ人は油分を必ずパンに塗ってからチーズやらサラミやらのせます。
のせない場合には油分+塩のパターンも。日本人にはハードルが高い食べ方ですが、よしお殿は今日もラードに塩を振りかけていました…。
サラダはひと手間「かけた風」に。笑
タマネギはみじん切りで塩水でさらし、絞ってからトマトと混ぜて、白ワインビネガー、砂糖、胡椒、ピスタチオオイルであえて少しなじませてからバジルをちらしています。
この他刻んだシュペック(ベーコン)入りの目玉焼きを足したので厳密な冷たい食事ではなかったのですが、昨日お肉をたっぷり食べたので今日はあっさり目に。
最後にアーベント・ブロートが解説してあるARTEというTV局の動画をご紹介します。ドイツ語ですがイラストレーションで意味がとりやすくなっています。フランス人の女の子がドイツ人ホストファミリーの晩御飯をご馳走になるという設定ではじまり、ハムやチーズを前菜と間違うところからはじまります。
動画ではドイツ家庭の晩御飯開始が18:00はじまりと早いこと、パンやハム(サラミ)の種類は豊富だけど、チーズはそれほどでないこと。北ドイツではニシンの燻製など魚が登場し、南ドイツではヴルスト・ザラート(ソーセージサラダ) が出るといった地域の違いにもふれています。
よかったら視聴してみてくださいね!