音楽の鳴らない!電動バイク
こんにちは。日曜日はみなさんいかが過ごされましたか? フランクフルトは風の強い一日でしたが、近所を少しお散歩。
見つけたのがシェアリングタイプの電動バイク。電動スクーター🛴の方は何社かライバル社がいますが、バイクは今のところこちらのFrank-eという会社のシェアリングサービス。Süwag Energieという電力会社が経営しています。昨シーズンから投入、冬はお休みして顧客のフィードバックや価格変更(値下げ)しながらまた今年春夏にかけて投入しているようです。電動スクーターは市内中心部でよく見かけるようになりましたが、あまり乗ってないように思います。採算とれてるかな、まだこれからかな…😅
モデルはniu とあるので中国のニウテクノロジーズ製。普通の電動スクーターと違い運転免許が必要。
普通の免許なしで乗れる電動スクーターはこちら。
ハンドル部分はこんな感じです。
後ろにはヘルメットが収納されていて、QRコードと乗り方の説明が書いてあります。
面白いキャッチフレーズを見つけました。
環境への負荷が少ないことをアピールする狙いか緑に白地でHandgas ohne Musik
手のガス、音楽なし が直訳。
ハントケーゼを知らないとかなり不思議なコピーですよね。
これはHandkäs mit Musik というヘッセン名物ハントケーゼ(Käse がヘッセンなまりでkäs) を使ったお料理をもじっています。Hand cheese with music が直訳ですがハンドは手を使い成形したことからきており玉ねぎやキャラウェイにオイルとお酢、塩胡椒でマリネした料理。
でなぜこのお料理になぜ音楽がついているのかというと諸説ありまして、一つはチーズという発酵食品に玉ねぎみじん切りにキャラウェイ、お酢と腸活に良いものばかりで、ガスが出やすいのをユーモラスに表現したからというもの。😁
Gas とKäs と韻もふみながらフランクフルトでなじみのあるこの料理をもじり
Handgas ohne Musik
hand gas without music
というコピーにしてあります。
フランクフルトで誰もが知っているあの料理をもじり印象づけなから、ハンドルで全てを操作するスクータータイプであること、電動としての静かさをアピールして商品を印象づけているようです。
なんだか解説するとおかしみがなくなっちゃいますが、手でぷーぷーガスを制御しながら前に進んでいく感じを想像して私はこのコピーを見るとニヤニヤしてしまいます。まんまとマーケティングの術中にハマっている。
…でも…私免許ないから乗れないの。ごめんね。😅
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?