ブルターニュ風鶏と豆の煮込み
グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。先週の週末は移動していましたが、今週はゆっくり過ごしました。最高気温も26度といつものドイツの夏。あまり暑くない時間にジョギングをして軽く運動したり、母と電話で話したりのんびりです。
昼食兼おやつにツヴェッチゲンパンをいただきました。
ツヴェッチゲンは西洋スモモで今がシーズン、ケーキやタルトもありますが、これはイースト菌入りの生地で焼いた甘いパンのようなもの。ふわっとZwetschgen Stückchenと言う私をきちんと発音できるまで繰り返すよしお先生…。修正ありがとうございます、早よ食べたい😭
今日は少しだけ、よしおさんが読んで勧められた本を読んでいます。2007年に脱北し、2009年から韓国に渡り現在では米国で活動するパク・ヨンミさんの自伝です。
スピーチや生い立ちは少し知っていましたが著作を読むのは初めてです。ちょっと手に取るのを躊躇していましたが、東ドイツ出身の彼が私に薦めた本を「この人の人生談のあらすじ知ってるよ」と片付けて読まないのもどうか…。祖国が分断されて一つになった体験のない私だから流しちゃいけないと思い直し読みました。
まださわりですが、壮絶な人生を生き抜いてきたことがわかります…。
彼女の発言や言動の一部に、一貫性のない部分があるといった批判もあるようですが、大筋では脱北までの困難、中国で搾取され、非常な困難と危険、犠牲を経て韓国にたどり着くのは他の脱北者の方のお話がありますし真実味があります。日本人の私はいかにのんびりと生きてきたことか。最近ではYouTubeなどで簡単に脱北者の方の体験談に日本語字幕つきて聴くことが可能です。
どれもパクヨンミさんの話と似たような壮絶な体験。インタビューしているのは日本が好きな若い韓国人の方がフラットな目線でインタビューしていて、偏ったフィルターがかかっていないやりとりが聞けます。たとえばこちらの動画。
彼らは祖国が統一されていないものの同じ民族。日本を好きでいてくれる韓国人のお兄さんが日本人にわかるように工夫してあり、日本の保守系かリベラル系メディアのフィルターを通したインタビューよりもニュートラルで身構えずに聞けました。
パクヨンミさんのIn order to liveの本ももう少し読み進めたいと思います。
さて、今夜はブルターニュ風、鶏の煮込み料理を作りました。
一羽買いました。ごめんね🙏
今日は自分にしてはうまく分解。胸肉は長く煮込むとパッサパッサになるのでボーナスのレバーは煮込み1時間後から追加しました。
鶏ガラはスープをとりブイヨンに。昨日のポロ葱の青いところと玉ねぎと一緒に出汁をとりました。豆はAugenbohne(直訳は目の豆、ササゲ豆)を使用。一晩水につけてから煮ました。缶詰の豆よりホクホクした食感があります。
その他の材料です。
ブルターニュといえばフランスでも文化的に特徴ある地域なんといってもグレートブリテンに対する(小さな)ブリテンさんがブルターニュです。ケルト文化、巨石文化があり独自のウイスキーもあります。そしてシードルが名産です。本来ならブルターニュのシードルを使いたいのですが、今日はドイツのヘッセンが誇るリンゴ酒、アプフェルヴァインとコラボします。
いつもリンゴジュースとリンゴ酒を買いにくシュナイダーさんのところのリンゴ酒です。
2時間ほどオーブンで煮込んで出来上がりです。
美味しくいただきました♪
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊