赤ワインのcoq au vinとドイツの情報漏洩(盗聴)問題
グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。うららかな春の日でのんびり過ごすことができました。ストイックなよしおさんと違って怠け心をおさえながらのストレッチ&ジョギングはその後の母とのLINE通話がモチベーション。
今日は近況と大河ドラマの光る君へは9話を半分観た母と😭でした。
今日はひな祭りでしたが、それまで先月から出してくれていた雛人形を片付けてくれた話も。色々案じてくれる母に感謝しながら楽しくお話ししました。
そして私や兄が小学生の頃の昔話をしました。特にさせてもらった習い事のお話。あの頃の母の年齢はとっくに通り越してしまったわたし。改めて自営業の宿命、景気の波が激しい中で母も父も一生懸命に私たち兄妹を大事に育ててもらったことに感謝の気持ちです。
さて、お楽しみその2でよしおさんとおやつ(アカンやつ)タイムです。
さて、おやつを食べたら鶏さんと対峙。今日はお自由の国おフランスのプーレ様です。🙏
鶏ガラをスープに。玉ねぎとにんじんを軽く焼いたところに鶏ガラと水を加えてブイヨンを作ります。赤ワイン一本まるまる使うのもアレなので、赤ワイン一杯にこの鶏ガラスープを使って煮込みました。
完成です♪
よしおさんはブルゴーニュの家庭料理にはブルゴーニュワインを合わせてご機嫌でした。
私はボーっとのんびりしていましたが、ドイツは政府もメディアもざわついています。問題は各種あって毎日なにかしら炎上していますが、直近はこれです。色々アカンことに。
このミサイルはタウルス。ショルツ首相は頑なに供与を拒んでいます。ドイツは口は出すけど意外にお金は出していないフランスよりウクライナへの支援は資金、武器含めて多いのですが長距離ミサイルは渋っています。5月にウクライナが要請し、10月にお茶を濁したままです。
そのミサイルについて、軍高官がクリミア大橋に使うとすれば、あるいはウクライナ兵を訓練するからどれくらい日数が必要か、ピストリウス国防相にブリーフィングするために2月にWebExで会議をした際の音声通話がロシアの国営放送RT(ドイツではプロパガンダ放送局と表現される)で流されました。音声が本物なのは独国防相が認めています。
内容が漏れたのも問題ですが、突っ込みどころが多くてメディアも早速疑問を呈しています。軍内部のシステムでなくWebExを使った理由、盗聴した人物、今リークされた意図、そして漏洩データはほかにあるはずでいつそれが外に出るのかどです。ピストリウス国防相はハイブリッドな偽情報攻撃であり、分断であり、われわれの団結を損なうことだと述べています。
まだ全容は不明ですが、この情報がぃ流されているのはナワリヌイ氏葬儀の件と、破綻した独ワイヤーカードの元COOで国際指名手配中国外逃亡犯のヤン・マルサレクがロシアのスパイであり彼の調査が最近発表されたこの2件から目を逸らさせるためのリークと見られているとターゲスシャウの記事にもありました。
ワイヤーカードはドイツのDAX企業でしたが、粉飾して破綻しており、他の幹部は裁判中です。そのCOOが10年来のロシアスパイで、シリアに行ったり、複数パスポートで出入国したり、今はロシアで司祭らしいだとか、決済システム企業幹部がスパイならアフリカへの資金が不正に流れたりしていないのか闇がどこに続くのかよくわからない案件です。日本ではナワリヌイ氏のほうが注目されていますが、ヤン・マルサレク氏が結局どんな工作をしていたのか怖いところ。ドイツ軍は軍にロシア内通者がいたスキャンダルがあったのでこういうリークはまだ出てくるのかも。揺さぶりをかけることでドイツ政府や軍内部を互いに疑心暗鬼にさせ撹乱して力を削ぐ、それがロシアのハイブリッド戦争。
調査結果で何が公になるのか、経緯に注目しています。
それにしてもワイヤーカード破綻は闇が深かったんだな…。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊