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気になるドイツの料理本(100年前!)
ドイツパン大全の著者で敬愛する森本さんがとても面白いプロジェクトをはじめられました。100年前の料理本を翻訳されるそうで、少し中身をnoteに書いてくださるとのこと。
この本の初版は1845年に出版され、その後76度も版を重ね、合計4万部以上を売り上げたという当時ドイツで大人気の料理本
だそうです。すごい!
早速読み始めると、もうタイトルのところから面白い。
この本を買ったすぐ後に、前日同じ宿に宿泊していたご夫婦に出くわし、この本を見せると2人ともとても懐かしがっていた。昔はどの家庭にもあったようだ。
作者の名前はヘンリエッテ・ダヴィーディス(Henriette Davidis)、本のタイトルは『日常および高級料理の実用料理本(Praktisches Kochbuch für die gewöhnliche und feinere Küche)』。私が買った第48版はルイーゼ・ホレ(Luise Holle)による改訂・出版とある。
タイトルからして、すごくドイツのネーミングセンスで心が鷲掴みになります。プラクティシェスからもうしびれる。
訳された内容も興味深いのですが、森本さんの独自センサーに引っかかった部分の解析がまた面白く。
ドイツの歴史や文化、もちろん食文化に詳しい森本さんならではの切り口がとても素敵です。私もこれくらい訳せて、解釈やコメントが書けたらなあ、と思うも無理無理😆 もっぱら読者としてお勉強させていただきます。
森本さんの完成している作品『ドイツパン大全』も是非ご覧くださいね!ドイツはパンの世界がとてつもなく深いのです。作り方だけ、種類だけ、ではなく文化と歴史が楽しめる本です。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊