フランクフルト散歩〜ヤコブ貝と正義の女神編
グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。
今日は小雨が降る生憎の天気でしたがフランクフルトの中心部にお買い物へ。ついでにマイン川沿いとレーマー広場近くをお散歩しました。
川に出る途中に巡礼者のお二人に遭遇。天を指すのは主がおわす場所ということでしょうか。
なぜ巡礼者とわかるかというとJakobsmuschel ヤコブの貝(ホタテ貝)を身につけておられるから。
フランクフルトは複数あるJakobswege
聖地巡礼のヤコブの道が通っており、あまり派手なマークではないですが実際の道にはホタテマークがはめ込まれています。
レーマー広場にも久しぶりに行ってみました。
この広場にあるGerechtigkeitsbrunnen
ゲレヒティヒカイツブルネン
正義の泉です。
ジャスティス (Lady Justice)の語源となるローマ神話の女神のユースティティアが凛々しくたっています。左手に両皿天秤、右手に剣をもっています。目隠しはされておらず、前に差し出す天秤よりも剣は後ろにあります。しかし剣先を前して力の行使する意思をこめた像なのが印象的。
このGerechtigkeit ゲレヒティヒカイトのコンセプトはドイツ人の思考パターンを考えるときに核となるものであり、女神様をみるといつもそれを思い出します。
剣の先を下にして目隠しをした正義の女神のイラストはこちら↓フランクフルトの女神との違いを見てくださいね。
こちら↓の写真右奥にちょこんと出ているのがDom ドーム、大聖堂です。
正式には聖バルトロメウス大聖堂といいます。何度も焼失し、最後は先の第二次世界大戦での爆撃によるもの。そして何度も再建されてきました。ケルンやトリアーと違い大司教座ではないのにこの教会が大聖堂と言われるのは歴代の神聖ローマ皇帝の戴冠式が行われていたため(1562 - 1792)です。
↓旧市街の昔の地図です。黄色部分がレーマー広場でオレンジが大聖堂です。
旧市街のお散歩は楽しかったです。お買い物も無事終了。
今日はマチェス、ニシンの塩漬け(少し発酵) をつかったリゾットにしました。本当は春から夏の若いニシンを使ったものがよいのですが、今回買った保存食となったパック売り。塩辛いのがたまにキズですがそれでも美味しくいただきました。
完成です♪
今日のよしおさんのワインはマチェスにあわせたそうで、仏ロワール、ミュスカデ・セーヴル・エ・ メーヌ・シュール・リー2018 (ムロン・ド・ブルゴーニュ) でした。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊