ディンケルアピールに余念のないパン
グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。金曜日はこんなコアラ🐨のように伸びており、3日分の買い出しに行ってくれるよしおさんのアイテム数を減らすためにサラダとチーズのカルトエッセンですませました。
青カビチーズは明日のリゾットにも使うので、全部食べないようにご指示があったので隣のカマンベール多めでいただきました。
今日はディンケルと書いてあるディンケルパンでした。パンいっぱいにDinkelアピール。
ディンケルは古代エジプトから欧州に伝わった伝統品種でスペルト小麦とも言われます。強い品種なので化学肥料を使わないオーガニック栽培にむいているとされています。また普通小麦よりもミネラルに加え、亜鉛や銅、ビタミンなどが多く、しっかりとしたかみごたえや風味が楽しめるパンです。美味しゅうございました。
さてドイツのコロナアップデートです。
11月25日にメルケル首相と各州首相による協議により現在実施している各種制限措置を12月20日まで延長するとともに,クリスマス期間中(12月19日〜明年1月1日)の措置が決定されました。
強制力のあるものだけではなく、クリスマスの買い物は平日に、スキー休暇(特に国外)の自粛、新年の花火の自粛などをお願いベースの要請も入っています。
部分的ロックダウンしてから1か月ですが、今も新規感染者2万人台をウロウロして重症者も増えたままなのでこのままの部分的ロックを12月も継続することになりました。なんとかクリスマスと年末年始は家族で集ってもあとで感染爆発しないように今我慢し続けるという作戦。
まあ最近は確かに新規感染者はこんな状況で高止まりの状況でいまやめられないです。その政府方針に抗議するデモは各地でありますが一般的には仕方がないという空気。
今日も新規感染者は22,806人。4日平均のR値は0を下回り0.82ではありますので感染爆発の気配はありませんが、今規制を緩める判断が出来ない状況です。冬は夏よりウイルスが死滅しにくく人間の免疫力は低下するという季節が、もう流行するのは仕方がないので楽観的な見方ができません。
感染者が増えて黄色から真っ赤になったままのドイツですが、さらにピンク、10万人あたり7日間の感染者が500名以上の地域が現れています。
ドイツ国内のICUのベッド数(intensive care beds)27,618床あり国際比較では多いほうです。8302万の人口なので10万人あたり33床の計算です。ベッドの種類、病院別に下記サイトから確認できるようになっています。
11/27現在、全体で22,300 (81%) が利用中 5,318 (19%)が空きとなっていますが、うちCOVID-19 の患者は3,854名うち6割が人工呼吸器をつけています。 ケアを受ける方、人工呼吸器をつけている方は前日より増えています。
なかなか厳しい状況ですが、パニック行動はなく春のロックダウンのときより買い占め行為は減っています。代わりにデモは各地でありますが目立った破壊行為はありません。
使い捨てのマスクをする人が増えてきて、n95マスクのような本格派をつける人も。私のような素人がみてもつけ方が変だったり、不用意なつけ外しをして手にもったりさらに(消毒して綺麗にしてそうもない)手で顔やマスクを何度も触るなど感染防止にはなっていません。特にn95は宝の持ち腐れでマスクをきちんと使いこなせる医療従事者のプロの方に使っていただいたほうがいいのではと思いながら見ています。私は布マスク+ ソーシャルディスタンス派です。
出来るだけ人混みは避けて、よく食べよく睡眠をとり暖かくして健康を維持しようと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊