ポーランド🇵🇱の煮込み料理、ビゴスに挑戦!
グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。
今日はもう9月3日。早いなあ…。久しぶりに母とLINEビデオであれこれお話して近況報告しました。
おやつがおいしいです。
今日はチェンバレン英首相のラジオ放送アーカイブを聞きました。すごく複雑な気持ちです。今も欧州内で戦争が起こっていますので…。
1939年9月3日。ロンドンからのBBCラジオでチェンバレン英首相にドイツと戦争状態に入ったことを宣言した音声記録。平和へのあらゆる手を尽くしたがヒトラーは応じなかったと。ポーランドから軍隊を撤退させるという英国の最後通牒にドイツが応じなかったため、「この国はドイツと戦争状態にある」と発表。声音は感情を抑制している。現在まで続く英国とポーランドの強い同盟関係、ウクライナへの強い支援ともつながる。
あまり英国は大きな声で言わないが、チェンバレンはナチスは外交で懐柔可能と1938年のミュンヘン会談以来とった、ナチス=ドイツの勢力拡大を一定程度認め平和を維持しようとしており、それが力尽きた形。当時はナチスが破竹の勢いで、のちの首相チャーチルのような主戦派は少数派だった。その頃の空気は「日の名残」の主人公、執事の視点で描かれている。
以前、ドーバー城を見学したときに、敷地内にあるトンネルを見学した。第二次世界大戦中軍事司令センターとして機能、ダイナモ作戦の指揮もとられたことで有名。チャーチル首相も激励に訪れている。白い崖のあるこの地はドーバー海峡を挟み、フランス(当時ナチス)に対峙したのでした。
歴史に思いをはせつつ、今日はポーランドの国民食ビゴスにチャレンジ。ザワークラウトを入れるところ、豚肉を使うところはセゲド風グラーシュと似ています。今回はキノコはいれずシンプルなレシピです。
煮込むので、固めで葉かしっかりしたWeisskohl 白キャベツを使いました。ドイツでこのキャベツをロールキャベツに使いますがその時は軽く炒めてから煮込むと美味しくなります。日本のロールキャベツの感じで作りたいときは、UrkohlやSptizkohl, Wirsingなど別品種を使ったほうが料理に合います。
途中オーブンも鍋も火を止めてお休み。
少し暑さのピークを過ぎた16時ごろにお散歩。まだサマータイムなので明るいですがこれからどんどん日が短くなりますから、今のうちにエンジョイ。写真にはあまり写っていませんが、芝生の上に寝そべってのんびりする人と散歩組が結構いました。
さて帰宅してから仕上げて完成です♪ 今日はジャガイモといただきます。
よしおさんはブルゴーニュのワイン🍷を出してきました。料理ともあってご満足な様子。
たくさん作ったので、火曜日に残りをいただきます。ビゴスは2、3日かけて煮込む料理とのことでそれもグラーシュ(グヤーシュ)と似ています。煮込み料理が美味しい季節に少しずつ近づいています。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊