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独ついに、レオパルト2供与を発表

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。

今朝はついにドイツ政府は25日に声明を発表し、ウクライナに対してドイツ製の戦車「レオパルト2」(A6) を供与すると発表。


この供与については、実質 米、仏、独が意思決定を行うと言われており、先週金曜日はラムシュタイン国際会議で米国防長官を含めたNATO関係国関係者と、先日日曜日はパリで行われた仏独協力条約(エリゼ条約)60周年でマクロン大統領と、昨日はベルリンを訪問したストルテンベルグNATO事務総長と調整を重ねていました。独国防相は、前任が不人気で先週交代、新任は州政府で長らく内務省を務めた手堅いピストリウス大臣に変わって内部の体制も整えています。なので、親ウクライナのジャーナリスト、メディアはショルツ首相の判断が遅い、なぜ送らないとボッコボコにしていましたが、私は調整に時間をかけることにそこまで批判したり攻撃する気にはなれませんでした。タイミングを含めて難しい判断だったと思います。

ピストリウス大臣は連邦議会でのショルツ首相演説の後会見し、これは「ハレルヤー」の喜ぶべき発表ではなく、あくまで緊急事態のやむを得ない決定であると強調。抑制的なトーンで述べました。

ちなみに独連邦軍がレオパルト2 A7V の性能について広報ビデオを出していました。(今回ウクライナに供与されるのは A6の14両で、第二弾はそれよりさらに旧型モデルになります)

このビデオではレオパルト2の3つの特徴を説明すます。第一に戦車の安定性、次に分離した電源(
主エンジン停止時にも様々な機器が使える)そして第三にエアコンです。安定性のアピールにそれいる?のビールのジョッキ🍺映像が飛び込んできて笑っちゃダメだけどププとなりました。


ビールジョッキいる?の場面は0:45頃からです

でものほほんと笑っている場合ではありません。
戦争の不条理さ、絶望をかみしめないとです。
ネットフリックスの映画、『西部戦線異常なし』
(2022)で描かれるのが戦争のリアル。1930年のバージョンは米国で作られましたが、これはドイツ映画です。原作はドイツ生まれのレマルク (Remarque)の小説です。

最近アカデミー作品賞などノミネートされたからか急に広告を見つけました。

このポスターを見ると、今のウクライナ情勢とオーバーラップして胸がつまります。個人はなんて無力なんだろうと。しかし嘆いたり悲しむだけでは戦争は終わらない。終わらせ方を考えてドイツも苦悩しながら軍事支援を含めて進めているのだと思います。なんとかロシアが早くウクライナから手を引いてほしいです。

さて、最後に今日も今日とて晩御飯の準備です。
今日はサーモンと小エビにポロ葱のキッシュを作りました。電気もガスも使えて、温かい料理が食べられることに感謝しながら美味しくいただきました。


それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊

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