オッソブーコと読書の日曜日
グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。昨日からナワリヌイの伝記、パトリオットを読み始めて引き込まれています。
彼がなぜあそこまで抵抗したのか、そして1番わからない問い、なぜドイツから治療後、ロシアに戻ったのかを知りたくて読み始めました。電子書籍だと589ページのまだ160ページなのでまだまだ先は続きますが、軍人の父、エンジニアエリートの母とロシアの貧しい暮らし、チェルノブイリ(今はチョルノービリですがソ連風に)事故、先生に容赦ない学生時代、ウクライナ人で敬虔なクリスチャンの祖母の思い出、など彼の行動指針がどのように作られていくのかパズルが組み合わさってゆく過程がとても興味深く。さらに冒頭ドイツのシャリテ病院での回想に出てくる「日本人医師」のは人生の彼の記憶に日本が埋め込まれているからで、ドイツに住む日本人として非常に印象に残るのでした。数学より歴史と文学が好きで得意な青年だった翻訳版でもナワリヌイの文才を感じます。公(おおやけ)と私(わたくし)の歴史が非常にうまく編み込まれています。500ページという長さは彼が愛するロシア文学の系譜でもあるし、自分にもしもがあったときに読まれるよう意識していたからだと思います。
体制に常に疑問と怒りを感じていた彼の文章はサーカスティック(辛辣な皮肉屋)なトーンですが、時折ユーモアに変わるので、元は繊細で優しい人なのだろうなと。エリツィンへの憧れと失望、自身への後悔。
以前私はこの番組を見たのを思い出しました。
エリツィンがのった戦車がどの部隊かまで知って当時熱狂したナワリヌイ、彼は当事者でロシア人として自分の国に起こったことを見続けた、そしてエリツィンに心酔し、失望する。そしてプーチンの批判。彼の筆の力に圧倒されています。
年内には読み切りたいです。
今日はこの動画もみて面白かったです。石橋湛山の業績はわかりますか、石破さんが首相として所信表明演説に織り込む意図がピンときておらず飛びつきました。
超党派の石橋湛山議連もあるらしく、いまの混迷の時代が1920年代に似ていること、日本の行く道を考えるにあたって、当時(大勢に阿ることなく)その難問に挑んだ石橋湛山と彼の思想が注目されているのだと。来年はこの辺りをわたしも勉強してみたいです。
さて、本日はオッソブーコを作りました。
パセリとレモン、ガーリックを混ぜたグレモラータとポレンタです。
オッソさんは2日分たっぷり購入。
オーブンで3時間ほど煮込み完成です。
期待できる健康効果🙏
1. 免疫力向上
• ビタミンC(トマトペースト、レモン)や抗酸化物質が体の防御機能を高める。
2. 消化促進と腸内環境改善
• 野菜の食物繊維とハーブの効果で胃腸を整える。
3. 疲労回復
• クエン酸(レモン果汁)やビタミンB群が疲労回復をサポート。
4. 心血管の健康促進
• オリーブオイルのオレイン酸とトマトのリコピンがコレステロール値を改善し、血圧を安定させる。
5. 関節と肌の健康維持
• 牛すね肉のコラーゲンが関節の柔軟性を保ち、肌の潤いをサポート。
6. エネルギー補給と集中力向上
• ポレンタの炭水化物と牛肉のタンパク質でエネルギーが持続的に供給され、集中力を高める。
本日はアルザスの白ワインを合わせてご機嫌のよしおさんでした。