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自由な鶏のパプリカ煮

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。

今日は鶏のパプリカ煮を作りました。元々は母の得意料理。小学校の頃初めてパプリカというスパイスがこの世にあることを知り、その鮮やかな色にへー😲と驚いたのを今も覚えています。当時はパプリカがハンガリー料理によく使われることも知りませんでしたが、見知らぬ世界のエスニックなスパイスにワクワクしたものです。

ドイツでもPaprikahuhn (パプリカ鶏)として人気のあるメニューで色々なバリエーションがあります。

前置きはさておき、まず鶏さん🐔ごめんね。

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ドイツ人の心を打つ謳い文句がしっかりとかいてある鶏さんを選びました。

Freiland= 屋外で放し飼い
Bio=(飼料) オーガニック
の鶏です。

ケージ飼いの鶏は肉も卵もドイツでは「かわいそう」「薬が入っている」「なにを食べてるかわからない、遺伝子組み換え飼料かもしれない」と敬遠する人が増えています。ケージ飼いは狭いところで運動させずに太らせて飼育します。食用とはいえ劣悪な環境に置くのはいかがなものかという考えがあります。ケージ飼いの鶏は胸肉が極端に大きいのは胸を支えられないほど肥大化したため。肉が柔らかいのは動かさずメタボにしているため。平飼いや放し飼いだと鶏は動いているため部位は小ぶりで筋肉質。

Le poulet🐓さん、結局食べて申し訳ないですが、きみの鶏生がLiberté, Égalité, Fraternité 自由、平等、友愛 だったことを願う。

皮もちゃんといただきます。

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鶏ガラは出汁をとりました。別の日に使う予定です。スープかブイヨンに。

鶏は塩胡椒、料理酒でもんで小麦粉をつけてソテーしたあとローリエ、ガーリック、玉ねぎとトマトペースト、トマトの水煮と一緒に煮込みます。以前ホッカイドーカボチャのメニューを作ったときに余ったグリーンピースがあったのを思い出し、在庫整理も兼ねて植物性タンパク質をプラス。

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今日のよしおさん赤ワインは

独プファルツ、ビッサースハイマー ゴルトベルク2017(フリューブルグンダー)でした。

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それでは

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!🐓

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊

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