ナゴルノ・カラバフ戦争 戦術
現在拡大中のナゴルノ・カラバフ戦争では様々な戦術が活用されている。
不確定な内容が多いが幾らかご紹介しよう。
自爆ドローン
現在、アゼルバイジャン軍ではトルコやイスラエルからほぼ無限に自爆ドローンが供与されており高価な戦闘機に比べて安価なこともあり自爆ドローンが大活躍しているようだ。アゼルバイジャン軍は無人機から撮影した自爆ドローンがアルメニア軍を吹き飛ばす様子などをSNSなどに挙げている。SNSを活用したプロバガンダや無人兵器の台頭など新世代の戦争を感じさせる。
無人複葉機 (An-2)
An-2 Кукурузник
An-2は1947年にあの輸送機で有名なアントノフ設計局が開発した輸送機なのだが…。現在、本機はアゼルバイジャンで飛んでもない運用がされている。
アゼルバイジャン北部のイェブラク空港の航空写真なのだが…
衝撃的な事にAn-2が大量に並んでいる。67機だろうか…。
はて?今は第二次大戦後なのだろうか…?
アルメニア側で撮影されたと思われるAn-2の残骸。
まさかの戦闘機改造か?いやそうではない。実はアゼルバイジャンはAn-2を無人ドローンに改造し飛ばしているのである。なんの為か。それはアルメニアの防空網が厳重である点にある。防空網が厳重なのは戦闘機が数多く配備されているためではない。実は対空戦闘車両が数多く隠されているところにある。
そこでAn-2を囮としてアルメニアの対空戦闘兵器のレーダーを起動させる。レーダー波を逆探知し位置を特定し攻撃するのだ。
まさかAn-2も80年後に無人機改造されるとは思わなかっただろうに…。
風船戦車
ロシアが製造している擬装用の戦闘車両の風船。これがアルメニア軍で使用されている。どうやらアルメニア軍大本営発表とアゼルバイジャン軍大本営発表の戦果、被戦果数の食い違いはここからも来ているらしい。なお、戦車風船は211万円だそうだ。熱を発散や電波反射も対応しているため偵察機さえ見抜けないため自爆ドローンなどは以ての外。ドローンは風船に突っ込んでいることも多いようだ…とあるが本当だろうか。最近のドローンは見抜けるとの話がありあまり信頼できない点もあるので注意していただきたい。
最後にアゼルバイジャン国防省のアカウントを載せておく
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