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『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』
青春ブタ野郎シリーズ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の劇場版『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。
テレビシリーズからの続きの劇場版。大きい翔子さんの存在意味は!? そんな気持ちで見に行った劇場版でしたが、思いもよらない事情が。
ここから完全にネタバレ注意!
物語は中盤からどん底の悲しみに突き落とされます。それからも悲しい究極の選択を強いられてしまって、辛い。それでもまだ希望があるのですが、どれかを諦めなければならない。かなり辛い。何度泣くか。
過去にいくつか選択をやり直せるチャンスがある物語を見て来ましたが、青ブタは、美しい! これまで数々の思春期症候群と出会い、解決して来た咲太が、今回の解決のために見て来た思春期症候群を自らたどってくるのが、辛いなかにあって、集大成になっていたのに気付いた時感動しました。
そして、ラストの究極の選択。それは何度繰り返したのか想像するしかないのですが、もう後がない、信じて行動するしかない気持ちを、こんなに大事に愛おしく描かれていたのは感謝しかない。自分も青春の真っ只中に立っていました。
高校に行かなかったら、アイドル活動してなかったら、出会わなかったら、すべての歯車が噛み合って噛み合って、その結果のラストが美しいこと! 浜辺で名前を呼びあう時の高揚感。優しいお話でした。観てよかった。
臓物を移植すると、その人の性格が移植された人間に出てくるというのが、ひとつのキーになっていましたが、実際はどうなのかわかりませんが、これがすごく説得力がありました。
公開初日の池袋の様子です。