料理は愛情でしかない
「愛ってなんだろうと思ったら？
僕の料理、思い出してください！」
昔々
就職するまで働いていた
渋谷のレゲエが流れる居酒屋さん。
やめる時に頂いた色紙で
キッチンで毎日働いていた
チーフから頂いたお言葉
当時は
べたなことかいてる〜
なんて思っていたけれど
これが最近になって
頻繁に思い出される言葉になっている
よくママ友同士でする会話に
「今日夜ご飯何にするの？」
「え！もう作ったの！？いいな〜」
なんて会話がよくあります
毎日夕方くらいから
みんな夜ご飯にそわそわ
しだすんです。
そして、
色んな人に話を聞くと
料理が嫌いな方が
とても多いということ
に気づきます。
大変だけど
ちょっと面倒だけど
頑張って作っている
わたしも料理は
好きだけど面倒に思うことが
ほとんど
仕事をしながら
あるいは
育児をしながら
1日の最後に
あと一踏ん張りな
この仕事は
結構気合いがいります
だけど
なんだかんだ言っても
みんな作る
作れない日もあるけど
作る
家庭料理って
小さい飲食店だな
と思っています。
しかも
日替わりばっかり
考える飲食店
ご飯が出てくるまでには
メニューを考えて
買い出しにいって
余った食材の使い道を考えて
決して片手間でできること
ではないけれどやる
それって愛だなぁ〜
と
つくづく感じます。
家族への愛
子供達への愛
パートナーへの愛
そして
自分のへの愛
美味しいご飯で
1日を終えたい
終えさせたい
そんな気持ちが
台所に立つ者の気持ちであり、
愛情表現の1つかな
と思っています。
前に何かで見た
授業参観で先生が、
「お母さんはどんな気持ちで
ご飯を作っていると思いますか？」
という質問に
「面倒くさいという気持ち！」
と答えて笑いを呼ぶ
なんて動画を見たことがあります。
本当にそれは間違いない！
面倒だけど作る
これは愛情以外の何物でもないですよね。
渋谷で働いていた時は
チーフが毎回
みんなのぶんの
スープ
おかず
ご飯
を用意してくれていました。
メニューにないブリを
発注して
ブリの照り焼きが
出てきたりしたことも度々。
当時は何にも思わず
「今日はブリ照りか」
なんて
食べていたまかないも
今では食べることができない
あのまかないは
愛情でしかなかったと
今になって
思い出すことが増えました。
またたべたいなぁ〜
消毒液のようなにおいの焼酎を
仕事あがりに毎日飲んでいたチーフ。
数日前、
チーフに数年ぶりに電話をかけたら
とっても元気そうで
安心しました。
近々行って、
あの時の感謝の気持ちを
伝えたいなと思っています。
愛情あふれる家庭料理
大丈夫。
作っているみなさんは
本当に愛に溢れています。
今日も1日
愛のあふれる日を
お過ごし下さい。
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