【表現評論】「ぼくらの」のSF設定関連のメモ
今日はアニメを見なかったので記憶をたどりながら「ぼくらの」のSF設定について整理します。(以下、「宇宙人」とは、「ぼくらの」でジアースのパイロットとなるウシロをはじめとした子どもたちとは別の宇宙の住人の意味で用います。) まず事実を列挙します。
ロボットは異なる宇宙の宇宙人が送り込んできている
コエムシは別の世界の宇宙人である
コエムシの妹(名前は忘れた)も宇宙人である
ココペリも宇宙人である
ロボットを送り込んできた宇宙人、コエムシとその妹、ココペリはそれぞれ別の宇宙人である
ロボットを送り込んできた宇宙人はなにかとてつもない力を持っている
ロボットを送り込んできた宇宙人の目的は2つある
一つは類似した宇宙を間引くこと
もう一つは、間引きから生き残った宇宙からエネルギーを吸い取ること
ジアースが戦う相手となるロボットは、別の宇宙人によって操縦されている
なにかとてつもない力を持っている宇宙人 (以下、超宇宙人) の2つの目的 (「宇宙を間引くこと」と「別宇宙からエネルギーを吸い取ること」) の整合性が無いように感じられます。
宇宙を間引くことが目的ならば、わざわざ面倒な対戦トーナメントを仕組んでまで、(神宇宙人から見た) 宇宙人同士を戦わせるまでもなく、問答無用で破壊すれば良さそうです。エネルギーを吸い取るのが目的ならば、生き残りトーナメントを勝ち残った一つの宇宙と言わず、すべての地球型宇宙人にエネルギー発生装置を作らせればいいように思います。
よくわからないのでもう少し考えてみます。