死にたかったあの頃の私へ
月曜日。
私なんかの記事なんて誰の目にも止まらないかもしれないけれど、あの時の私がかけてほしかった言葉をインターネットに泳がせておく。
新学期。それはそれは憂鬱だった。
宿題は完璧。準備もできた。
だけど何か足りない気がする焦燥感。
休み明けの周りの変化に怯えてた。
学校を休むことができないタイプ。
好きだったわけじゃない。ただ休むことか怖かった。
多分あの頃は、綺麗事も励ましもなんの意味もなさない。
大人になった私からみると、学校って本当に狭い世界だったってこと。
簡単にやめられない。簡単に逃げられない。
しんどいよね。つらいよね。よく、がんばったよ。
大人としてあんまり良くないかもしれないけど、終わり方を考えたら楽になった。
それもうんとめんどくさくするんだよ。
とっても素敵にしよう。
最後を彩る服はどんなのがいい?
真っ白のワンピースを着たい。
まずはその素敵なワンピースを探さなくちゃね。
あるお金、全部自分に使っちゃえ。
だって残したって、意味なんてないから。
最後にする食事は??
自分の持ち物だって、整理しておかなきゃ。
髪は切る?それともくるくるに可愛くする?
とにかく工程を丁寧に考えて考えて、シュミレーションして、どうしようもなくなったら工程を踏んでいく。引きかえすことだってできる。
響かないかもしれないけど。
綺麗事を並べる大人にはなれなかったけど。
生から逃げることが悪ではない。
だけど、ただ、ただ、あと数分でも長く生きていてほしい。
あの頃の私へ
今もあんまり変わらずだよ。
だけど、なんとか生きてみてるよ。